【J1ベストイレブン】川崎、横浜、柏から2名を選出。MVPは個で違いを作ったブラジル人FW|22節

2017年08月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

GKにはJ1初出場の遅咲き守護神も選出。

【22節のベストイレブン】

 J1リーグは8月13日に22節の8試合を行なった。今節は浦和がスルガ銀行チャンピオンシップに出場した影響で、「C大阪×浦和」が7月22日に開催された。そのため今節は、開催された8試合からサッカーダイジェストWeb編集部がセレクトしたベストイレブンを紹介する。
 
【選出理由】
 清水のホームに乗り込み4-1の大勝を飾った柏では、2ゴールを挙げたブラジル人アタッカーが輝きを放った。クリスティアーノは動き出しや決定力など個の強さを存分に発揮。52分、79分と2ゴールを挙げて、勝利の立役者となった。このブラジル人ストライカーの採点は今節最高点の『7.5』で、MVPに選んだ。
 
 2トップの一角には積極的にシュートを狙い、決勝点に繋がる鋭いミドルを放った仙台の西村拓真を配置。両サイドには華麗な決勝ゴールで、どちらも秀逸な活躍ぶりだった大宮の江坂任と川崎の家長昭博を配置した。
 
 また2ボランチには、抜群のキープ力と的確なパスでまさにチームの核となる働きを見せた川崎の大島僚太と横浜の扇原貴宏を選出した。
 
 ディフェンスラインにセレクトした横浜の山中亮輔と甲府の新井涼平は、攻守両面で絶対的な存在感。磐田の大井健太郎はシュートブロック、インターセプト、ヘディングでのクリアなど相手のチャンスを潰し、19分には先制点も挙げた。柏の小池龍太は質の高い右足のクロスで3点目をアシストした。
 
 GKに選んだFC東京の大久保択生は、プロ10年目にしてJ1初出場を果たして好守を連発。2連勝に大きく貢献した。

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