【J1採点&寸評】新潟 0-2 川崎|エースが二桁到達、MOMは今季5得点目の36歳闘将。新潟は頼みの助っ人トリオが不発

2017年08月11日 大中祐二

新潟――連動性なく献身性も希薄。ホームで連敗の苦汁をなめる。

【警告】新潟=D・タンキ(46分) 川崎=なし
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】中村憲剛(川崎)

[J1リーグ21節]新潟 0-2 川崎/8月9日/デンカS
 
【チーム採点・寸評】
新潟 5
ブラジルトリオに攻撃を託す形となったが、その代償に前からのプレッシャーが弱まり、献身性も希薄になったチームは攻守にわたり連動性を発揮できず。なすすべなく2失点し、ホームで連敗する苦汁をなめた。泥沼状態にあえぐ。
 
【新潟|採点・寸評】 
GK
21 守田達弥 5
2失点目はDF越しに低く巻いてきたシュートだったが、反応していただけに止めたかった。
 
DF
24 川口尚紀 5
1対1、ブロックの一員としての守備の甘さを露呈。2失点後に仕掛け始めても時すでに遅し。
 
44 大武 峻 5.5
前からプレッシャーの掛からない守備に最終ラインで苦しむ。終了間際にポスト直撃のシュート。
 
4 ソン・ジュフン 5
先制された場面ではゴール前で小林のマークを離す失態。集中を欠くミスも散見された。
 
27 堀米悠斗 5
ボールを持った時にプレッシャーを掛けられると余裕を失い、判断の悪さからミスが出た。
 
MF
6 磯村亮太 5(71分OUT)
動きの重い仲間をカバーし、幅広く走り回って身体を張ったが、マークをつかまえ切れない場面も。
 
8 小泉 慶 6
奪いに出るだけでなく、ボールを前に運び、仕掛ける意識が顕著で持ち味発揮。惜しいミドルも。
 
19 矢野貴章 5(83分OUT)
エウシーニョの攻撃参加を抑止するために不慣れな左サイドに。プレーの精度を欠いた。
 
10 チアゴ・ガリャルド 5
状況を打開するパスを出した反面、ミスも多く、カウンターを招く。運動量も物足りなかった。
 
7 ホニ 5(80分OUT)
守備意識があまりに希薄。一例が先制された場面で、スライドを怠り、後ろに大きな負担を掛けた。

次ページ新潟――期待の新加入FWも孤立気味に。

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