金崎の2発で逆転勝利の鹿島が首位浮上! ポドルスキはチャンス演出も不発に

2017年08月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

レアンドロの股抜きパスに抜け出し、GKをかわして決勝弾!

2ゴールを挙げ逆転勝利に貢献した金崎。エースの働きを見せた。写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)

[J1リーグ21節]神戸 1-2 鹿島/8月9日/ノエスタ

 鹿島がエースの2ゴールで逆転勝利を収め、リーグ首位に浮上した。

【神戸1‐2鹿島 PHOTO】神戸に先制されるも、金崎の2発で鹿島が逆転勝ち!

 試合は0-0で迎えた49分、神戸はポドルスキが持ち込み放ったシュートからCKを獲得。そして、このチャンスにDF渡部博文がヘディングシュートを叩き込み神戸が先制する。

 しかし鹿島は、この苦境にエースが躍動する。69分、交代出場の鈴木優磨が左サイドから仕掛けクロスを入れると、中央で受けた中村充孝が落とす。これを金崎夢生が右足ダイレクトで叩き込み、鹿島が同点に追いつく。

 さらに鹿島は86分、レアンドロの股抜きのパスに反応した金崎が最終ラインの裏に抜け出すと、最後はGKキム・スンギュもかわして、ゴールに流し込んだ。鹿島が逆転に成功する。

 鹿島はその後も安定した試合運びで神戸に付け入る隙を許さず、2-1のままタイムアップ。逆転勝利で神戸を下し、大岩剛監督就任後、9戦無敗(8勝1分け)とした。そして、前節まで首位を走っていたセレッソ大阪が清水エスパルスに敗れたため、鹿島がC大阪に代わって首位に浮上した。

 一方の神戸は、ポドルスキが厳しいマークに遭いながらも再三見せ場を作ったが、シュートがポストを叩くなど、不発に終わった。
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事