【神戸】柏に敗れ"イライラ"のポドルスキ。ジャッジに不服「判定が左右した部分は大きかった」

2017年08月06日 多田哲平(サッカーダイジェスト)

試合後、取材エリアで記者と言い合いになる場面も。

試合中は、相手選手と口論に。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

[J1リーグ20節]柏3-1神戸/8月5日(日)/柏
 
 神戸のルーカス・ポドルスキが8月5日、20節の柏戦に先発出場した。

 Jリーグデビューとなった前節の大宮戦では、強烈な左足のミドルシュートとヘディングで2ゴールを決め、特大のインパクトを残した。柏戦でも、そのパフォーマンスに大きな注目が集まったが、この日は無得点。チームも先制点を奪いながら、67分に田中英雄が退場するなどして流れを掴み切れず、3失点して逆転負けを喫した。

 チームを勝利に導けなかった元ドイツ代表FWは、思ったようなプレーができず、ファウルを受けた際には相手選手に詰め寄り口論するなど、試合中からイライラを募らせていた。試合後の取材エリアでもそんな苛立ちを抑えきれない様子だった。
 
「1-1になってから少し難しい試合になって、結果的に1-3で負けてしまった」と試合を振り返り、「もちろん、審判の判定が試合を左右した部分は大きかったと思います」とジャッジに対する不満を漏らした。
 
 さらに、取材の応答中に、質問を勘違いして受け取ってしまい、外国人記者と言い合いになる場面も見られた。英語でのやり取りで誤解は解けたようだが、そのまま納得のいかない表情で取材エリアを去っていった。負けず嫌いなキャラクターが表われたひと幕だった。
 
 果たして次節の鹿島戦では、鮮烈デビューを飾った大宮戦のような笑顔が見られるだろうか。ポドルスキのパフォーマンスに注目したい。
 
取材・文:多田哲平(サッカーダイジェストWEB編集部)
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