鳥栖が清水を下し今季初の連勝! 復帰のイバルボが1ゴールを演出

2017年08月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

清水は1点を返すも追いつけず。

イバルボは無得点に終わったが、巧みなポストプレーでチームを助けるなど奮闘。原川のゴールもアシストした。(C) SOCCER DIGEST

[J1リーグ20節]鳥栖 2–1 清水/8月5日/ベアスタ
 
 鳥栖が前半に挙げた2点のリードを守り切って清水を退けた。

 鳥栖は豊田陽平がスタメンを外れて、チョ・ドンゴンがスタメン出場。一方の清水は、エースの鄭大世がベンチスタート。前線には金子翔太が名を連ねた。
 
 6分、鳥栖は左からのFKを原川力、吉田豊とつなぎ、最後はフリーでボールを受けた福田晃斗がミドルシュートを決め先制する。
 
 12分、清水は松原后の鋭いクロスにボランチの竹内涼が頭で合わせる。ゴール右へ外れるもサイドを起点にチャンスを作り出す。
 
 19分、鳥栖は吉田豊、田川亨介、ビクトル・イバルボと鮮やかなパス交換を見せ、ボールを受けた原川がドリブルから鋭いシュートを沈めて追加点を奪う。鳥栖が復帰したV・イバルボのチャンスメイクからリードを2点差に広げた。
 
 1点を返したい清水は25分、松原のクロスから決定的なチャンスが生まれるが、ミッチェル・デュークのシュートはGKの権田修一に防がれる。
 
 清水は32分、六平光成のシュートがいったんは鳥栖DFにブロックされる。こぼれ球をM・デュークがダイレクトで狙うも、再び権田のセーブに遭う。
 
 アディショナルタイムに入り45+1分、左サイドを突破した田川のクロスにチョ・ドンゴンが合わせるがわずかに外れる。
 
 45+2分、清水は松原が左サイドを突破して、決定的なクロスを供給するも、フリーになっていた長谷川悠がゴールを決めることができず、前半は2点ビハインドで終了する。
 
 後半に入り鳥栖をアクシデントが襲う。六平と交錯した吉田が負傷し、一度はピッチに復帰するが、56分にチョン・スンヒョンとの交代を余儀なくされる。
 
 清水は59分、竹内のクロスに長谷川が頭で合わせてゴールし1点差に詰め寄る。その後も攻勢を仕掛けるが、チャンスを作るまでには至らない。
 
 逃げ切りたい鳥栖は後半途中から3バックに変更。GKの権田を中心に、清水の攻撃を防ぎにかかる。
 
 試合はそのまま終了し、鳥栖が2-1で勝利。今季初の連勝で勝点を30に伸ばした。敗れた清水は決定機を数多く作りながら、追いつくことが出来なかった。
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