ネイマール、史上最高額の284億円でパリSGへ正式移籍! 背番号は「10」に決定

2017年08月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

年俸も超破格の……。

ついにパリSGのユニホームに袖を通したネイマール。はたして、花の都でより一層の輝きを放てるか? (C) REUTERS/AFLO

 現地時間8月3日、パリ・サンジェルマンはバルセロナからブラジル代表FWのネイマールを獲得したことを公式サイトで発表した。
 
 契約は2022年6月30日までの5年間。バルサとの契約解除金は超破格の2億2200万ユーロ(約284億円)で、年俸は非公表だが、『ESPN』によると3000万ユーロ(約38億4000万円)だという。
 
 ネイマールは2013年夏にサントスからバルサへ移籍。公式戦通算186試合で105ゴール・80アシストを記録し、二度のリーガ・エスパニョーラ制覇の他、チャンピオンズ・リーグとクラブワールドカップの優勝などに貢献してきた。
 
 今回の移籍に関しては当初、その金額の高さから実現不可能な絵空事のように扱われていたが、両クラブの関係者とネイマール側が密に会合を開き、具体的な話し合いを行なっていることが現地メディアの報道によって明るみになり、現実味が増していった。
 
 そんななか、ネイマールは現地時間8月2日にバルサの練習場を訪れ、チームメイトたちに別れを告げた後、クラブにも退団の意思を伝え、翌3日に契約解除金を自分名義でクラブへ支払ったことにより、パリSG入団が決定的となっていた。
 
 史上空前のビッグディールを完遂させたパリSGは、公式サイトで「我々は彼と合意できたことを嬉しく思う」とネイマールを紹介。当人も「本当に嬉しい」とコメントし、さらに次のように語っている。
 
「常に競争的で、最も野心的なクラブだった。僕にとって最も大きな挑戦になる。新しいチームメイトと、ファンが望むタイトルを獲得するために戦うのは、最高のモチベーションだ。僕は4シーズン、ヨーロッパでプレーしてきて次の挑戦をする準備ができたと感じていた。
 
 パリGSには情熱的でエネルギッシュな野望があり、僕はそれに惹きつけられた。今日から僕は全てのことをやるつもりだ。チームを助け、クラブの限界を打ち破り、世界中の何百万ものサポーターたちのためにベストを尽くすよ」
 
 世紀のビッグディールで花の都へとやってきたネイマール。クラブの発表によれば、背番号は「10」になるという。
 
 ライーやロナウジーニョなど母国の偉大な先達たちが背負ってきた番号を受け継いだブラジルの至宝は、パリSGをどこまで導けるのか? そのプレーには期待せずにはいられない。
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