ネイマール「伝説のゴール6選」#6|驚愕の“シャペウ”で熱狂を誘う

2017年08月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

ボールを浮かせて敵を交わしてそのままボレー!

シャペウを駆使したスーパーゴールを決めたビジャレアル戦のネイマール。バルサ在籍中で屈指のゴラッソとなった。(C)Getty Images

 幼少期から"ブラジルの至宝"として大きな注目を集め、今やその名に違わぬ世界的なスーパースターとなったネイマール。そのキャリアの中でとりわけ印象深い「伝説のゴール6選」を振り返る短期集中連載だ。
 
 最終話となる第6回は、2015年11月8日のビジャレアル戦。ネイマールが驚愕のスーパーゴールを決めた試合だ。
 
 60分に先制点を挙げていたネイマールは85分、ハーフウェーライン左寄りでヘディングの縦パス。これにルイス・スアレスが抜け出すと、自身はペナルティーエリア内にダッシュし、折り返しのクロスを受ける。
 
 誰もが驚いたのが、この後だ。腹あたりでトラップすると、そのまま身体を回転させながらボールを浮かして敵を交わし、右足ボレーを叩き込んだのだ。
 
 テクニック、創造性、そして大胆さが融合した"シャペウ"を用いたこのスーパーゴールは、カンプ・ノウに熱狂を誘い、世界中から賞賛された。
 
 2013年夏にサントスからバルセロナへ加入したネイマールは、在籍4年間の公式戦通算186試合で105ゴール・80アシストを記録。二度のリーガ・エスパニョーラ制覇、チャンピオンズ・リーグとクラブワールドカップの優勝などに貢献した。
 
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