大宮戦電撃デビューも!?浦和の新助っ人マウリシオが合流「武器はスピード」

2017年08月03日 塚越 始(サッカーダイジェスト)

金崎、アデミウソン、R・シルバとつながり。来日直前、元浦和のポンテからアドバイスを受ける。

3日に合流した浦和の新助っ人のブラジル人DFマウリシオ。大宮戦のデビューもあるか? 写真:サッカーダイジェスト

[J1 20節]浦和 – 大宮/8月5日 19:00/埼玉スタジアム
 
 ポルトガルのポルティモネンセから浦和に完全移籍で加入したブラジル人DFマウリシオ・アントニオが3日、チームに合流した。取材陣からの質問に応じ、「持ち味はスピード。1日も早く試合に出たい」と決意を示した。明日4日にJリーグに登録が承認されれば、8月5日の大宮戦から出場可能となる。背番号は「2」。登録名はマウリシオ。
 
 クラブのスタッフが4月下旬から、ヨーロッパに渡るなどDFの新戦力獲得に向けて調査を進めるなか、マウリシオをリストアップ。8月1日に獲得が発表され、2日午前中に来日。さっそく堀孝史新監督とも話し合い、マウリシオは「すでにポルトガルでキャンプをこなし、ヨーロッパリーグ予選の1試合にも臨んでいる。コンディションについて聞かれたので、『いけます』と答えた」そうだ。
 
 U-15、U-17ブラジル代表歴のある25歳。主戦場はセンターバック。U-17代表時代に2度ほど来日経験があり「そのうち一度は1か月ほど滞在することができて、その時から日本を気に入っていた。代理人も日本に精通している方で(※Jリーグ発足前に日本でプレー経験がある方とのこと)、チャンスがあればプレーしたいと思っていた」。
 
 鹿島の金崎夢生、神戸のポドルスキ、G大阪のアデミウソンらと知り合いで、浦和のラファエル・シルバとも「14歳の時に、彼はコリンチャンス、私はサンパウロのジュニアユースチームで対戦したことがある」と、今回、日本で再会を果たした。
 
 元浦和のロブソン・ポンテともつながりがあり、「来日する前、一緒に浦和の試合のビデオを見ながら、説明を受けた」。また、「少しずつでいいから日本語を覚えて、コミュニケーションを取れれば、よりスムーズに溶け込める」ともアドバイスを受けたという。
 
「持ち味は速さ。スピードとテクニカルな部分。CBとして求められる要素は備えている」
 
 そう自らの『武器』を語ったマウリシオ。書類上の申請はすでに済ませており、Jリーグから登録が認められれば、5日の大宮戦からプレーが可能になる。果たして、電撃デビューはあり得るか?
 
▽プロフィール
マウリシオ・アントニオ
Mauricio de Carvalho Antonio
 
生年月日…92年2月6日生まれ、ブラジル出身
 
身長・体重…183㌢・82㌔
キャリア…グレミオ・オザスコ・アウダックスーECペロタスーCAペナポレンセーCAジュベントス(ブラジル)―ポルティモネンセ→ポルトB―マリティモ(ポルトガル)
2016-17シーズン:ポルトガル1部 28試合・3ゴール
元U-15、U-17ブラジル代表
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