【浦和】元U-17ブラジル代表DF、M・アントニオの加入を発表。堀新体制下での起用法は?

2017年08月01日 塚越 始(サッカーダイジェスト)

主戦場はセンターバック。一方、那須は約6週間の離脱に。

ヨーロッパリーグ予選にも臨んでいる実力派のM・アントニオ。守備再建を期待したい。写真:マリティモの公式ツイッターより

 浦和は8月1日、ポルトガル1部マリティモに在籍したブラジル人DFマウリシオ・アントニオ選手の加入を発表した。U-15、U-17ブラジル代表歴のある25歳。主戦場がセンターバック。
 
 M・アントニオは92年2月6日生まれ、ブラジル出身。183㌢・82㌔。これまでのキャリアは、グレミオ・オザスコ・アウダックスーECペロタスーCAペナポレンセーCAジュベントス(ブラジル)―ポルティモネンセ→ポルトB―マリティモ(ポルトガル)。2016-17シーズンは、リーグ戦28試合・3ゴールの成績を残している。
 
 M・アントニオは次のようにコメントしている。
 
「このたびは、日本のトップクラブである浦和レッズのユニホームを着られることになり、大変名誉だと思っています。チームのために全力で戦い、自分のベストを尽くすことを約束します。本来の浦和レッズにふさわしいJリーグでのポジションをいち早く取り戻し、多くのタイトルに貢献することが目標です。テレビで浦和レッズの中継を見るたびに、世界でもトップクラスのファン・サポーターがいて、その魅力と迫力に圧倒されます。そして私が、そんな美しいビッククラブの一員として戦うことをとても光栄だと思いますし、嬉しく思っています」
 
 8月1日に実質的な堀孝史新体制がスタート。一方、札幌戦で左大腿部を傷めた那須大亮が全治約6週間に渡り離脱することになった。
 
 それだけにM・アントニオには、一日も早くフィットし、デビューを飾ることが求められる。堀監督がどのような布陣を採用するかにもよるが、4バックのセンターバック、または3バックのストッパーやリベロなど、まずは適正が試されそうだ。リーグワースト2位タイの失点を喫するチームの守備再建のキーマンとなることは間違いない。
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