ナインゴランがローマと契約延長! インテルやマンUへの移籍は消滅

2017年07月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

インテルやマンチェスター・Uが関心を示したが…。

ローマと2021年まで契約延長したナインゴラン。昨シーズンはファンが選ぶ最優秀選手に輝くなど、獅子奮迅の働きを見せた。 (C)Getty Images

 ローマは現地時間7月27日、ベルギー代表MFのラジャ・ナインゴランと契約を延長したことを発表した。期間は2021年6月までの4年である。

 
 現在29歳のナインゴランは、2014年1月にカリアリからローマに加入すると、以降は絶対的なレギュラーとして君臨。昨シーズンはセリエAで36試合に出場して11ゴールを挙げ、ファンが選ぶクラブ最優秀選手に輝いた。

 そんなナインゴランには、昨シーズンまでローマを率いたルチアーノ・スパレッティが監督を務めるインテルやマンチェスター・ユナイテッド、そしてチェルシーが関心を示していた。

 しかし、結局はローマとの新契約にサイン。ナインゴランは「自分が望んでいたことが実現した。このクラブで冒険が続けられること、また一緒に前進できることを楽しみにしている」と喜びを語っている。

 ローマのジェームズ・パロッタ会長は、「我々は、ラジャ(・ナインゴラン)とともにローマの未来を築いていけることが嬉しい。彼のキャリアで最も重要な時期を、一緒に過ごしていけるだろう」と語り、ナインゴランとの契約延長に安堵している。

 さらにパロッタ会長は、「昨シーズンの彼は、間違いなく世界でもベストのMFの1人だった。これは驚きではない。ヨーロッパのビッグクラブからも興味を持たれていたしね」と、他クラブからのオファーがあったことを明かしている。

 新シーズンもローマでプレーする道を選んだナインゴラン。ベルギー代表MFには、引き続きチームの大黒柱として、攻守にわたってチームを牽引する働きが期待される。
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