【ルヴァン杯】札幌・チャナティップがJデビュー。攻撃にリズム与えるも勝利はならず

2017年07月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

後半頭から途中出場でデビュー。

チャナティップは果敢な仕掛けを随所に見せ、Jリーグでの確かな一歩を踏み出した。(C) J.LEAGUE PHOTOS

[ルヴァンカップ・プレーオフステージ第2戦]C大阪 1-0 札幌/7月26日/金鳥スタ

 YBCルヴァンカップは7月26日、プレーオフステージ第2戦の2試合が行なわれた。キンチョウスタジアムでは、C大阪対札幌の一戦が行なわれ、C大阪が福満隆貴のゴールで1-0で勝利。2戦合計3-0として、C大阪が準々決勝に駒を進めた。

 ついにタイ代表のエースがベールを脱いだ。札幌は0-1で迎えた後半開始、7月に加入したチャナティップを投入。タイのメッシの異名をとるアタッカーが公式戦デビューを果たした。

 開始直後こそ硬さが感じられたチャナティップだったが、徐々にボールタッチを増やすと、随所にボールコントロールの良さと、加速力のあるドリブルで攻撃に変化を加えいていく。50分には巧みなターンで相手DFをかわし、左サイドの田中のクロスを引き出した。

 さらに82分には、パスカットしたチャナティップが、そのまま最終ラインの裏に走る上原へ浮き球のパスを送る。上原のシュートは惜しくも外れたが、決定機を演出した。

 ゴールを生み出すことはできなかったものの、Jリーグ公式戦デビューを果たしたチャナティップが、日本での確かな一歩を踏み出している。

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