【J1採点&寸評】C大阪4-2浦和|杉本健勇が躍動!浦和の守備陣はまったく機能せず

2017年07月22日 本田健介(サッカーダイジェスト)

C大阪――山口のミドル、水沼の献身的なプレーも光る。

【警告】C大阪=山村(45+2分)、キム・ジンヒョン(63分)、丸橋(69分) 浦和=R・シルバ(85分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】杉本健勇(C大阪)

[J1リーグ22節]C大阪4-2浦和/7月22日/ヤンマー
 
【チーム採点・寸評】
C大阪 6.5
序盤から一気呵成の攻撃を仕掛けて4ゴール。前半に2失点したのは反省材料も、後半は手堅い試合運びで勝点3を手にした。


C大阪|採点・寸評】
GK
21 キム・ジンヒョン 6
1失点目は興梠のシュートを阻むもズラタンに詰められた。前半終了間際にも失点したが、試合を通じて好セーブを連発。40分にはアシストにつながりかけた精度の高いフィードも見せた。
 
DF
2 松田 陸 6.5
前半は対面の宇賀神にまったく仕事をさせず、ハーフタイムでの交代に追いやった。機を見たオーバーラップも光った。関根とマッチアップした後半もなんとか凌いだ。
 
14 丸橋祐介 6(89分 OUT)
35分には水沼からのクロスを上手く収め、左足でチーム3点目を奪取。前半はディフェンス面でも穴らしい穴はなかった。半面、後半は駒井の対応にやや苦しんだ。
 
22 マテイ・ヨニッチ 6
鋭い読みで浦和の縦パスを撥ね返した。もっとも2失点目のシーンでは足を延ばすも、R・シルバのシュートには届かなかった。

23 山下達也 6
2失点したが、M・ヨニッチとともにゴール前に高い壁を築いた。ハイボールの競り合いでも強さを発揮した。
 
 MF
6 ソウザ 6.5(90+4分 OUT)
「勝つ自信はある」と意気込んだ試合で、上々のパフォーマンス。セカンドボールへの反応は抜群で、2次攻撃へとつなげた。終盤は息切れした。
 
10 山口 蛍 6.5
27分にはハードチャージで興梠からボールを奪うと、狙いすましたミドルを沈めた。ソウザとのバランスも◎。ただ、前半終了間際にはR・シルバにいなされて目の前で2点目を奪われた。
 
16 水沼宏太 6.5(90+1分 OUT)
右サイドをダイナミックに走り回り2アシストをマーク。攻守の切り替えの早さは目を見張るのもがあった。
 
24 山村和也 6.5
スルスルと空いたスペースにポジションを取ってボールを呼び込んだ。攻撃にリズムが生まれたのは彼の功績が大きい。後半途中からは恒例のストッパー起用で最終ラインを強化した。

【PHOTO】「アウェーでの悔しさ晴らせた」杉本健勇が2発! C大阪が浦和を粉砕
 

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