ヘタフェSD、『新・10番』柴崎岳に「高質なプレーを提供してくれる」と期待を寄せる!

2017年07月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

柴崎獲得を熱望したSDは喜びの心情を語る。

ガッチリと握手を交わした柴崎(左)とプラネスSD(右)。 (C) Getty Images

 現地時間7月21日、柴崎岳がヘタフェの本拠地コリセウム・アルフォンソ・ペレスで入団会見を行なった。
 
 与えられた背番号10のユニホームを手に笑顔を見せた柴崎は、「いつかプリメーラでプレーするのは夢でしたし、昨シーズンからスペインでやってきたなかで自分でプレーする機会を掴めたことを嬉しく思います」と1部リーグでの挑戦を喜んだ。
 
 昨シーズンはテネリフェに移籍した直後こそ、不安障害と診断されて環境の適応に苦労した柴崎だが、徐々にコンディションを上げると、昇格プレーオフではチームを準決勝でゴールを決めるなど決勝に導く活躍を披露していた。
 
 そんな日本人MFの獲得を熱望したというヘタフェのラモン・プラネスSDは、柴崎の入団会見に同席。「我々はシバサキの『最高の舞台でプレーする』という夢を実現させてあげられた」と、加入と柴崎の望みを叶えられたことを喜んだ。
 
 またプラネスSDは、「彼はチームに質の高いプレーを提供してくれるだろう。シバサキは2部では十分に適応していた。プリメーラのフットボールにおいても、きっと我々のゴールのために役立ってくれるはずだ」と柴崎のパフォーマンスに太鼓判を押した。
 
 新天地の首脳陣からも高評を受けた柴崎。ヘタフェの公式サイトによれば、22日からチーム練習に合流する予定だという。
 
 なお、ヘタフェは8月20日に開幕するリーガ・エスパニョーラでアスレティック・ビルバオと対戦することが決まっている。肉弾戦に滅法強い古豪との一戦で柴崎に出番は回ってくるのだろうか?

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