マンU移籍後初ゴール! ルカクの成長にモウリーニョ監督の評価は?

2017年07月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

チェルシー時代以来4年ぶりの共闘。

今夏にエバートンから加入したルカクはソルトレイク戦で決勝ゴールを挙げ、マンチェスター・Uを勝利に導いた。(C) REUTERS/AFLO

 マンチェスター・ユナイテッドは現地時間7月18日、MLSのレアル・ソルトレイクとプレシーズンマッチを行ない、今夏にエバートンから加入したベルギー代表FWのロメル・ルカクが移籍後初ゴールを奪った。
 
 10日に7500万ポンド(約108億7500万円)もの移籍金でマンチェスター・Uに加入したルカクは、2試合目にして初先発を飾った。
 
 試合は開始早々にソルトレイクに先制点を奪われ、マンチェスター・Uは出鼻をくじかれる。しかし、29分にヘンリク・ムヒタリアンのゴールで同点に追いつくと、39分、左サイドからボールを受けたルカクが相手DFとGKをかわし、ゴール右側に蹴り込んだ。
 
 試合はこのまま終了。マンチェスター・Uは2-1で勝利を収め、ロサンゼルス・ギャラクシー戦(5-2で勝利)に続き、プレシーズンマッチ2連勝を飾った。
 
 ジョゼ・モウリーニョ監督は試合後、MUTVのインタビューで、「当日に現地入りし、試合後すぐに移動し、3日後にはまた次の試合がある。これがプレシーズンというものだ。試合の結果を気にする人もいるが、私自身は良くても悪くても気にはしない」と語っている。
 
 チェルシー時代以来4年ぶりとなる再会を果たしたルカクに話題がおよんでも、彼の得点については「私にとってはそれほど重要ではないが、彼にとっては良いことだ」と無関心。しかし、プレミアリーグを代表するストライカーに変貌を遂げた彼の成長には、素直に喜びを表わしている。
 
「感慨深いよ。4年前、彼は私の選手だったのだからね。その進歩は目覚ましい。今の彼は、トップクラスのストライカーだ」
 
 チェルシー在籍時はモウリーニョ監督の下、出場機会に恵まれなかったルカクだが、4年の時を経て迎える新シーズンは、マンチェスター・Uのエースとしての働きが期待される。メガクラブ再挑戦で、彼はどのような活躍を見せてくれるだろうか。
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