世界注目の超逸材デンベレが「カガワのお茶目さ」と「レッズの強さ」を語る!

2017年07月18日 高橋泰裕(ワールドサッカーダイジェスト)

「シンジから『浦和は日本一のチーム』と聞かされていた」

昨シーズンは加入1年目にもかかわらず、6得点・12アシストと大暴れしたデンベレ。将来のバロンドール候補にも挙がる超逸材だ。写真:田中研治

 7月15日に行なわれた「Jリーグ・ワールドチャレンジ2017」で、浦和レッズを3-2のスコアで下したボルシア・ドルトムント。その試合で先発と発表されながら急きょ欠場したフランスMFウスマンヌ・デンベレが、都内のホテルでインタビュー取材に応じてくれた。
 
 ドルトムント側から会場に指定されたのは、ホテル内にある高級レストラン。そこに現われた20歳のアタッカーは、時折笑顔を交えながら、こちらの質問に丁寧に答えてくれた。
 
 フルインタビューは本誌『ワールドサッカーダイジェスト』(8月3日発売号、もしくは8月17日発売号にて掲載予定)でお届けするとして、ここでは日本の印象や香川真司とのエピソードを抜粋してお伝えしよう。
 
——日本に来たのは何度目ですか?
 
「初めてだよ。聞いてはいたけど、本当に暑いね」
 
——日本食は食べましたか?

「ああ。機内でも食べたし、来日してからもね。フランスにも日本食レストランがあって、よく足を運んでいたよ。とにかく寿司が大好きなんだ。あと日本食じゃないけど、春巻きも好きだよ」
 
——昨日(7月15日)の浦和戦は先発と発表されましたが、急きょ欠場されました。いったいなにがあったのでしょうか?
 
「お腹の具合が悪くなってしまったのさ。出たかったけど、大事をとらせてもらったよ」
 
——ピッチの外から見て、浦和レッズの印象はどうでしたか?
 
「シンジ(香川)からは『日本一のチーム』だと聞かされていた。実際、そのとおりだったと思う。良い選手がいて、よく組織されたチームだった。ポジティブな意味で驚かされたよ」
 
——香川選手とはよく話しますか?
 
「ああ。ピッチの中でも外でも話すよ。すごく良い人なんだけど、お茶目なところもあってね。よくふざけあったりしているよ」
 
——どんなふうに?
 
「練習後のクールダウンのときに、バケツに水を入れて、かけ合ったり(笑)。まあ、本当くだらないことさ」
 
——何語でコミュニケーションを?
 
「英語だね。どっちもドイツ語が堪能じゃないから。でも僕はたまに日本語も使うよ。『アリガトウ』とかね(笑)」
 
取材・文:高橋泰裕(ワールドサッカーダイジェスト編集部)

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