初来日のゲッツェが明かしてくれた、カガワシンジの「意外な素顔」

2017年07月16日 川原崇(サッカーダイジェストWeb編集部)

「埼玉スタジアムの雰囲気は格別だったね」。

多忙なスケジュールの合間を縫って取材対応してくれたゲッツェ。日本は初めての訪問だったが、ずいぶんと気に入ってくれたようだ。写真:田中研治

 ボルシア・ドルトムントきっての人気者が、『ワールドサッカーダイジェスト』の独占取材に応じてくれた。

 代謝障害でおよそ4か月間の離脱を余儀なくされ、7月15日のJリーグ・ワールドチャレンジ2017、浦和レッズ戦で待望の実戦復帰を果たした、マリオ・ゲッツェだ。


 フルインタビューは本誌でご覧いただくとして、ここでは誰もが気になるトピックのみを早出し! ハイライト版としてお伝えしよう。
 
 取材は、東京のベイエリアを見渡せる高級ホテルの一室で行なわれた。高層階から眼下に広がる景色を眺め、ため息を漏らすゲッツェ。見れば、美しい日本庭園を持つ浜離宮とウォーターフロントが、ものの見事にマッチングしている。
 
「これ! なんとも素晴らしい景色だよね。2日間でホテルの部屋のカーテンを何回も開けて見入ってたよ。いかにも日本らしい眺めだ。中国にはここ2年来てたんだけど、日本に来たのは今回が初めてでね。僕たちのことを空港で歓迎してくれて、スタジアムでもたくさんのサポーターが声援を送ってくれた。日本人の優しさに触れられて、本当に嬉しかったよ」
 
 6万の大観衆で埋まった浦和戦では、後半途中からピッチに登場。埼玉スタジアム全域でひときわ大きな歓声が上がった。3-2の激闘となった一戦を通して、対戦した「URAWA REDS」にはどんな印象を抱いたのだろうか。
 
「良い意味で驚いたよ。選手個々もチームとしても、コンディションの良さが窺えたよね。試合運びも巧いチームだなと思ったし、ドルトムントは大半の時間で懸命なプレーを求められた。先制されて「あっ」と思い、2-2に追いつかれてまた「あっ」と(笑)。タフな相手だったよ。スタジアムの雰囲気も格別でね。90分間、いろんな意味で驚かされた」

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