マンUのモウリーニョ監督が望む補強とは、「近く重大発表」のあの人?

2017年07月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ウチで回復し、ウチの一員であり続ける扉は開けておいた」

ルカクは獲得したものの、モウリーニョが臨んだモラタ獲りは実現しなかった。前線のオプションを増やす意味では、イブラとの再契約もあり得ない話ではないだろう。 (C) Getty Images

 マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督が現地時間7月14日、負傷からの復帰を目指してリハビリ中のズラタン・イブラヒモビッチと、再び契約する可能性があると認めた。


 昨シーズン、マンチェスター・Uで公式戦28ゴールを記録し、チーム得点王となったイブラヒモビッチだが、4月のヨーロッパリーグ準々決勝、アンデルレヒト戦で膝の靭帯を損傷。これを受け、クラブは同選手との契約を更新しないことを決めた。
 
 彼の抜けた穴を埋めるべく、前線強化を望むマンチェスター・Uは、レアル・マドリーFWのアルバロ・モラタを狙ったが、モウリーニョ監督は獲得に動いていたことを認めつつ、レアル・マドリーと金銭面で合意できなかったと明かしている。
 
 そして先日、クラブはエバートンからベルギー代表FWのロメル・ルカクを獲得した。昨シーズン、イブラヒモビッチが纏った背番号9はルカクの手に渡ったが、マンチェスター・Uの練習場でリハビリを続けるイブラが、再び「赤い悪魔」と契約するとの噂は後を絶たない。
 
『BBC』によると、モウリーニョ監督はイブラヒモビッチが12月まで復帰できないとの見解を示しつつ、「彼が12月まで待つと決めたなら、それを待ってはいけないという理由はないだろう?」とコメント。新シーズンも、イブラヒモビッチがマンチェスター・Uでプレーする可能性があると認めた。
 
「考えて決断を下す時間を、彼に与えたかった。彼はシーズンの終わり方に満足しておらず、最高レベルでのプレーを続けたいと、自らに挑戦したんだよ。ウチで回復し、ウチの一員であり続ける扉は開けておいた。あとは(CEOのエド・)ウッドワードと(イブラヒモビッチ代理人のミーノ・)ライオラの交渉次第だ」
 
 モウリーニョ監督は「あと2人、少なくとも1人」の補強が必要とも述べている。その"新戦力"のひとりは、イブラヒモビッチなのだろうか。イブラヒモビッチ自身は先日、「近く重大発表する」と予告していたが、果たして?
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