ミランがボヌッチと個人合意!? ユーベにも交換要員込みでオファー済みか

2017年07月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

チーム最高の700万ユーロの年俸で合意を引き出す?

ミランとの個人合意が報じられたボヌッチ。(C)Getty Images

 驚きのニュースと言えるだろう。ミランがユベントスのDFレオナルド・ボヌッチと移籍に関して個人合意に達したという。年俸はチーム最高の700万ユーロ(約9億円)。現地時間7月12日、イタリアの衛星TV局『プレミアム・スポーツ』が伝えている。
 
 今年4月に中国資本となり、今夏はここまで8人の新戦力を獲得と積極的な補強を見せるミランだが、たしかにまだまだ補強を緩めるつもりはなく、中盤はルーカス・ビグリア(ラツィオ)、前線はピエール=エメリク・オーバメヤン(ドルトムント)やニコラ・カリニッチ(フィオレンティーナ)などとの交渉が噂された。
 
 しかし、まさかのニュースが入ってきた。同メディアはミランがどうしてもボヌッチを欲しがっており、ユーベには個人合意を盾に何らかのオファーを出したと報道。現金に加えて、同じCBのアレッシオ・ロマニョーリ、そしてサポーターとの関係が破綻し移籍を希望しているSBマッティア・デ・シリオを差し出す可能性があるという。そして、返答がくるまで3日ほどかかると伝えた。
 
 ボヌッチと言えば、いまや万人が認めるセリエA最高のCB。昨夏に続き今夏もマンチェスター・C、チェルシー、レアル・マドリー、バルセロナなど名立たるメガクラブが興味を示していると伝えられてきたが、チームリーダーのひとりでありユーベとしても簡単に売却できる存在ではない。
 
 本人は最近、「昨夏はマンチェスター・Cからのオファーに心が揺れた」と語っており、国外挑戦の可能性こそまだしも、セリエA内の移籍はユーベより格上のクラブがないだけにありえないと考えられてきた。そんな中でのミラン個人合意報道だけに、にわかには信じがたいが、はたして……。続報を待ちたい。
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