【天皇杯】いわきFCは2度目のジャイキリならず。清水が2-0でJ1の面目を保つ

2017年07月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

前後半の立ち上がりに個人能力の高さを発揮してゴール。

清水がいわきFCを下し、ラウンド16進出を決めた。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

[天皇杯3回戦]清水2-0いわき/7月12日/アイスタ

 天皇杯3回戦の16試合が12日、各地で行なわれた。2回戦でJ1の北海道コンサドーレ札幌を破るジャイアントキリングを演じたいわきFCは、再びJ1の清水エスパルスと対戦。健闘したが、惜しくも0-2で涙を飲んだ。
 
 いわきFCは、立ち上がりの1分に先制を許したものの、10番を背負う平岡将豪を中心に攻撃を仕掛けて前半だけで3つの決定機を作る。しかし、これを決めきれずに後半に突入すると、またも後半立ち上がりの50分に失点して万事休した。
 一方、J1のプライドを保った清水は、個人能力で押し切った印象だ。ロングスローから生まれた1点目は、長谷川悠の高さが生きた形。追加点のミドルシュートは、竹内涼のキック精度が光った。攻撃の組み立てには課題を残したものの、それをタレント力で補った、といったところだろう。
 
 ラウンド16は9月20日に開催。組み合わせは8月7日に改めて抽選が行われる。
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