行き先が注目されるD・アウベス、現在はマンCとパリSGを秤にかけている最中!?

2017年07月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

パリSGと合意という報道もあるが…

勝ち方を熟知する右サイドの支配者は、34歳になっても引く手あまた。果たして、一部の報道の通り、パリSGとすでに合意に達しているのか? 写真は先月のイベントでのもの。 (C) Getty Images

 昨夏にバルセロナからユベントスに加入して、スクデット獲得、チャンピオンズ・リーグ準優勝などに貢献したダニエウ・アウベスだが、シーズン終了とともにユベントスを退団することを表明した。


 新天地としては、バルサ時代の監督であるジョゼップ・グアルディオラが率いるプレミアリーグのマンチェスター・シティが確実視され、個人合意に達しているとも報じられたが、ここにきて新たな候補先が浮上してきた。
 
 それは、フランスのパリ・サンジェルマン。『レキップ』によると、同クラブは今、このブラジル代表SBを獲得するために、年俸500万ユーロの2年契約を提示したマンCを上回る条件を用意して、猛然とアタックを仕掛けたという。
 
 パリSGといえば、レアル・ソシエダから左SBのユーリ・ベルチチェを獲得したばかりだが、今度は経験豊富な右サイドのスペシャリストに照準を絞ったというわけだ。
 
 アウベスに対しては、昨夏も獲得を試みて代理人に接触したパリSGだったが、この時はすでにユベントス行きが決まっていた。今回はまだ、マンCとの契約は交わされておらず、リベンジを果たそうと躍起である。
 
 すでにパリSGと合意したという話もあるが(これを報じたのも『レキップ』の専門テレビチャンネルだが……)、アウベスの親しい友人によると、彼自身はまだどちらに行くか決めかねており、それぞれが提示した条件を比較しながら、熟考している最中だという。
 
 ふたつのビッグクラブを天秤にかける34歳のアウベス。マンCか、パリSGか、その選択が注目される。
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