阿部が雄叫び上げる気迫の同点弾!! 浦和が最下位・新潟に先制許すも逆転勝ち!

2017年07月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

74分に森脇のミドルがポストを叩き、阿部が押し込む。

74分に阿部が同点ゴールを叩き込んだ。(C) SOCCER DIGEST

[J1リーグ18節]浦和 2-1 新潟/7月9日/埼玉

 浦和が終盤、怒涛の猛攻を見せ鮮やかな逆転勝ちを収めた。

 試合は立ち上がりからペースを握った浦和が、新潟ゴール前に攻め込むものの、クロスボールの精度を欠き得点には至らない。すると新潟も徐々に押し返し、35分には矢野貴章のクロスのこぼれ球を小泉慶が頭で押し込み、ゴールネットを揺らす。アウェーの新潟が先制に成功する。

 前半を新潟の1点リードで折り返すと、後半もポゼッションで優位に立つ浦和が主導権を握る。しかし、前半同様チャンスを活かせず、試合は新潟リードで推移する。

 それでも、徐々にゴールへの圧力を強める浦和は74分、ついに同点に追いつく。攻め上がったDF森脇良太のミドルシュートは右ポストに跳ね返されるが、こぼれ球を阿部勇樹がダイレクトで叩き込む。ゴール後には雄叫びを上げた阿部の渾身のシュートが、新潟ゴールに突き刺さった。

 これで勢いづいた浦和は、同点から5分後、関根貴大の積極果敢なシュートからCKを得ると、柏木陽介のキックに反応したラファエル・シルバがヘディングシュート。これはGKに阻まれたものの、そのこぼれ球をR・シルバ自ら押し込み、浦和が逆転に成功する。

 浦和はその後も攻撃の手を緩めず果敢にゴールを狙う。結局、追加点こそ入らなかったものの、浦和が2-1で逃げ切った。2試合ぶりの勝利となった浦和は、順位は8位と変わらず、勝点を29に伸ばした。一方の新潟は勝点8のまま、依然最下位となっている。
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