【J1採点&寸評】FC東京 2-2 鹿島|ともに2得点で「7」の橋本とP・ジュニオール。MOMは…

2017年07月08日 広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

FC東京――悔しい2失点もビッグセーブも見せた林は及第点。

【警告】FC東京=なし 鹿島=金崎(6分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】ペドロ・ジュニオール(鹿島)

[J1リーグ第18節]FC東京 2-2 鹿島/7月8日/味の素スタジアム
 
【チーム採点・寸評】
FC東京 6
前半は鹿島の老獪さの前におとなしかったが、前半終了間際、後半開始早々と良い時間帯にゴールを挙げ、試合をひっくり返す。その後もイニシアチブを握ったが、そこでトドメをさせなかったのが痛かった。
 
【FC東京|採点・寸評】
GK
33 林 彰洋 6
2失点を喫したとはいえ、81分の金崎の決定的なヘッドを辛うじて足で止めるなど、いくつかのビッグセーブを見せた。
 
DF
2 室屋 成 5.5
好クロスを供給し、タイミングの良いオーバーラップも。攻撃面はまずまずも、本職の守備では背後のケアが不安な場面も。
 
4 吉本一謙 6
身を挺した必死のディフェンスで鹿島の強力2トップに対抗。サイドにつり出されても、粘り強く戦い続けた。
 
5 丸山祐市 5.5
正確なキックで両サイドに配給。守ってはスペースを簡単に空けず、入ってくる相手を止めにかかったが、失点は防げなかった。
 
6 太田宏介 6
狙いすましたクロスで橋本の同点ゴールをアシスト。局面の勝負でもタイトな守備で敵の攻撃のテンポを狂わせた。
 
MF
7 米本拓司 6
今季リーグ初スタメン。要所で顔を出して、ボールを動かす。75分には決まらなかったが、思い切りの良いミドルでスタを沸かした。
 
8 髙萩洋次郎 5.5
的確なポジショニングで攻撃陣をサポート。確かな戦術眼でゲームをコントロールしたが、決定的な仕事では物足りなかった。
 
37 橋本拳人 7
序盤からフルスロットルで攻守両面に絡みながら、非凡な得点力を発揮して2得点の大活躍。精力的な走りでも魅せた。
 
38 東 慶悟 5.5(88分OUT)
ボールが足もとに収まれば効果的なプレーを見せたものの、消える時もあり、特大の脅威を与えたわけではなかった。
 

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