【浦和】川崎戦大敗を受け淵田社長が声明。「これまでどおりミシャ監督を支え、全力を尽くす」

2017年07月06日 塚越 始(サッカーダイジェスト)

「ぶれずに継続する」。

サポーターからの激しいブーイングを受けて引き上げる、放心状態の柏木ら。写真:サッカーダイジェスト写真部

[J1リーグ 13節順延]川崎フロンターレ 4-1 浦和レッズ /7月5日/等々力陸上競技場
 
 浦和レッズの淵田敬三社長が7月6日、川崎戦での大敗を受けて、クラブの公式ホームページで声明を発表した。「これまでどおり、ミシャ監督を支え、選手、スタッフと共にもう一度、タイトル争いに食い込んでいけるよう、全力を尽くします」と、クラブとしての方針を示している。

 淵田社長は「チームは3連敗のあと、サンフレッチェ広島に勝利したものの、川崎フロンターレとの対戦で敗れ、苦しい状況となっております。みなさまにも悔しく、悲しい思いをさせてしまい、申しわけありませんが、ぶれずに継続し、目の前の1試合を大切に戦って参ります」と最近の戦いぶりと今後についてコメント。
 
 その後、現体制の継続を改めて強調している。

「そして、これまでどおり、ミシャ監督を支え、選手、スタッフと共にもう一度、タイトル争いに食い込んでいけるよう、全力をつくしますので、ファン・サポーターのみなさまにおかれましても、引き続き、サポートのほど、よろしくお願いいたします」

 ペトロヴィッチ監督は5日の試合後のサポーターとの話し合いで、「新潟戦から連勝できなければ、まず私が去る」と語った。ただ山道守彦強化本部長は「彼ではなく、クラブが判断すること。エモーショナルになっての発言だと思う」としながらも、「将来のことは分からない」と話していた。

 7月9日のホームで迎える新潟戦は、守備の要だった遠藤航が出場停止になる。選手たちの心身の疲労度も心配だ。この苦境からどのように脱するのか、クラブの力が試される。
 
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