鹿島がG大阪を下して首位浮上!遠藤の1発でJ1初のアウェー全勝ターン

2017年07月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

小笠原のパスに反応した遠藤が決勝点!

55分の遠藤のゴールが決勝点になった。写真:佐藤明(サッカーダイジェスト写真部)

[J1リーグ13節順延]G大阪0-1鹿島/7月5日/吹田S
 
 J1リーグ13節順延分のG大阪対鹿島が5日、市立吹田スタジアムで行なわれ、鹿島が1-0で勝点3をモノにした。
 

 中2日の連戦にも関わらず、集中力を保ったインテンシティの高い試合になった。両チームとも中盤でのプレッシャーが厳しく、なかなか良い形でボールをゴール前に運べない。そんななか、前半はお互いにひとつずつ決定機を作った。
 
 G大阪は27分、倉田秋のスルーパスに抜け出した長沢駿がGKとの1対1を迎える。しかし、飛び出してきた曽ケ端準にシュートを当ててしまい、こぼれ球を三竿健斗にクリアされた。
 
 一方の鹿島は30分、レオ・シルバのサイドチェンジを受けた西大伍がクロス。中央の中村充孝が左足で合わせたが、GK東口順昭にセーブされた。
 
 前半はこのまま0-0で折り返し、迎えた後半に鹿島が待望の先制点を奪う。L・シルバが高い位置でボールを奪い返し、小笠原満男がエリア内にスルーパス。これに反応した遠藤康が、角度のないところから左足で絶妙なシュートを沈めた。
 
 ビハインドを背負ったG大阪は、64分に今野泰幸に代えて遠藤保仁を投入。さらに72分に泉澤仁、87分には呉屋大翔をピッチに送り込んで1点を狙う。

 しかし、選手を入れ替えて強度を保つ鹿島の守備を崩すには至らない。GK東口も上がった試合終盤のセットプレーも身体を張った鹿島守備陣に防がれ、直後のプレーで終了の笛が鳴った。
 
 結局、試合は1-0で終了。鹿島が虎の子の1点を活かして勝ち切った。鹿島は、この勝利で勝点を36に伸ばし、C大阪を抜いて首位に浮上。また、リーグ前半戦のアウェーゲーム全勝というJ1初の記録を打ち立てた。

【G大阪0-1鹿島 PHOTO】アウェー2連戦の鹿島がG大阪を下して首位浮上!
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