「ポグバの代理人はゴミみたいなもの」ファーガソンがライオラを口撃!

2017年07月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

ポグバのユーベ移籍の真実を明かす。

選手との信頼関係に重きをおいてきたファーガソンにとって、クラブの意向とは異なった助言をするライオラの存在は、やはり邪魔だったのだろう。 (C) Getty Images

 かつての名将からすれば、選手との関係に介在してくるその存在は目障りでしかないようだ。英紙『インデペンデント』は、元マンチェスター・U監督のアレックス・ファーガソンが、「敏腕代理人のミーノ・ライオラを罵倒した」と報じた。
 
 同紙によれば、ファーガソンは現地時間7月3日にラグビーチームのセール・シャークスの面々を前にした講演会に登壇。そこで2012年にポール・ポグバがマンチェスター・Uからユベントスへ移籍した際の話を問われ、「ポグバについて教えてあげようじゃないか。彼はゴミのような愚かな代理人を持ってしまったというだけ」とライオラを罵ったという。
 
 さらにファーガソンは、「ポグバは評価されていた。良い選手だったし、偉大な選手になると我々は確信していた」と口にしたうえで、ライオラがポグバにユーベ入りを強要したと言わんばかりの言葉を吐き捨てている。
 
「私が好まない種類の代理人がいる。ライオラはその一人だ。あの時、我々はポグバとの契約延長を望んでいた(当時は契約満了の時期だった)。だがライオラが現われ、すべて台無しになった。ポグバの家族をそそのかし、ユーベと契約させたのさ」
 
 また、自身とライオラの関係についてファーガソンは、「彼とは最初の会合からフィーリングが良くなかったね。我々は水と油だった」と発言。マンチェスター・Uに黄金期をもたらしたかつての名将は敏腕代理人を心底、毛嫌いしているようだ。
 
 ポグバはユーベで大きく飛躍し、昨夏には史上最高額の8930万ポンド(約125億200万円)で古巣マンチェスター・Uに復帰。その際に代理人のライオラが手数料やボーナスで計4100万ポンド(約57億4000万円)ものマージンをユーベから受け取ったとされ、これがルール違反に当たる可能性があるとしてFIFAが調査に乗り出してもいる。
 
 ポグバの他にズラタン・イブラヒモビッチやジャンルイジ・ドンナルンマなど多くのスターを顧客に抱えるライオラには、黒い噂が少なからずある。全ての選手に対して父親のように接してきたファーガソンが毛嫌いするのも無理はないかもしれない……。

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