テリーがプレミアを断り2部を選んだ理由は? 盟友とのチェルシー復帰プランも明かす

2017年07月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

「チェルシーと対戦することは耐え難い」と2部でのプレーについて語る。

イングランド2部のアストン・ビラと1年契約を結んだテリー(右)。36歳のベテランは古豪をプレミアリーグ昇格に導くことができるか。(C)Getty Images

 チャンピオンシップ(イングランド2部)のアストン・ビラは現地時間7月3日、元イングランド代表DFのジョン・テリーと1年契約を結んだことを発表した。
 
 テリーは16-17シーズン限りで15歳から所属してきたチェルシーを退団。新天地の候補として、ボーンマスやスウォンジーなどプレミアリーグの複数のクラブをはじめ、中国リーグやアメリカのMLS、トルコ・リーグなどが挙がっていたが、元イングランド代表DFはイングランド2部でのプレーを決断した。
 
 アストン・ビラ入団についてテリーは「このチームに加入できて嬉しい。素晴らしい施設とスタジアムがあるし、経験豊富なスティーブ・ブルースという監督がいる」と意気込みを語っている。
 
 しかし一方で、プレミアリーグからのオファーを断った理由については、「オファーには感謝しているけれど、僕にとってチェルシーと対戦することは耐え難いことだった」と明かしている。
 
 そんなテリーだが、将来的には指導者としてチェルシーへの復帰を熱望しているようだ。3日の『テレグラフ』紙や『デイリー・ミラー』紙など複数のイギリス・メディアによると、元イングランド代表DFは、共にブルーズを支えた"盟友"と互いの将来について言葉を交わしたようだ。
 
「僕とランプス(フランク・ランパードの愛称)にとって、チェルシーで指導者になることはゴールだ。僕らは互いの夢について語り合ったよ。いつでも最高でありたいと願っているし、将来チェルシーの監督になることができたら僕の人生は素晴らしいものになるだろう」
 
 今年2月に引退し、現在はテレビ解説者を務めるランパードとの将来的なチェルシー復帰のプランを明かしたテリーだが、アストン・ビラで迎える17-18シーズンはプレミアリーグ昇格に向けた戦いに挑むことになる。はたして、36歳のベテランは古豪を復活させることができるだろうか。
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