【U-21欧州選手権】優勝ドイツから最多6人! UEFAが大会ベスト11を発表!!

2017年07月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

スペインから3人、イタリア、スロバキアから1人ずつ

最多6人が選出されたドイツ。グループステージ2位通過からの欧州制覇は、高い個の技術と組織力によって成された。 (C) Getty Images

 6月30日(現地時間)、ドイツが決勝でスペインを1-0で下して4大会ぶり2度目の優勝を飾り、ポーランドで開催されていたU-21欧州選手権は幕を閉じた。


 個人タイトルに目を向けると、得点王は準決勝イタリア戦でのハットトリックを含む5得点を挙げたスペインのサウール・ニゲス。そして大会MVPともいうべき「プレーヤー・オブ・ザ・トーナメント」もやはり、スペインのMF、ダニ・セバジョスが受賞した。
 
 大会ベスト11は以下の通り(表記はポジション、名前、国籍、所属クラブの順)。優勝したドイツから最多6人、続いてスペインが3人、他はベスト4入りのイタリア、そしてスロバキア(グループA2位でグループステージ敗退)から1人ずつが選出された。
 
GK
ユリアン・ポラースベック
(ドイツ/カイザースラウテルン)
PK戦に突入した準決勝のイングランド戦で2人を止めて決勝進出の立役者となった。
 
DF
ミラン・シュクリニアル
(スロバキア/サンプドリア)
積極的かつクリーンなCBで、最後尾から準決勝進出を狙うチームを支えた(失点3はグループステージ敗退を喫したチームのなかでは最少)。
 
イェレミー・トリャン
(ドイツ/ホッフェンハイム)
右SBとして爆発的な上りを見せ、この大会では最多となる3アシストを記録した。
 
ニクラス・シュタルク
(ドイツ/ヘルタ・ベルリン)
怪我で決勝出場が危ぶまれたが、CBの一角としてリーダーシップを発揮し、スペインを零封するのに貢献した。
 
ヤニック・ゲアハルト
(ドイツ/ヴォルフスブルク)
左SB。トリャンほどの攻撃性は示さなかったものの、精力的に上下動を繰り返し、守備では高い貢献度を誇った。
 
MF
マキシミリアン・アーノルド
(ドイツ/ヴォルフスブルク)
ピッチの中央から的確な配球を見せ、2つのアシストを記録した指揮者。チームのキャプテンは運動量も驚異的だった。
 
ダニ・セバジョス
(スペイン/ベティス)
大会のスタートをベンチで迎えたが、チャンスをモノにして「プレーヤー・オブ・ザ・トーナメント」に。
 
マックス・マイヤー
(ドイツ/シャルケ)
ライン間で相手にとって危険なプレーを続けた。クリエイティブなプレーが印象的だった。
 
サウール・ニゲス
(スペイン/アトレティコ・マドリー)
ゴールデンブーツ賞を獲得。イタリア戦で達成したハットトリックは最大のハイライトに。
 
FW
マルコ・アセンシオ
(スペイン/レアル・マドリー)
グループステージのマケドニア戦でハットトリックを達成。得点ランキングではサウールに次いで2位に。
 
フェデリコ・ベルナルデスキ
(イタリア/フィオレンティーナ)
優雅なプレーで「アッズリーニ」のベスト4入りに貢献。チーム最多の2ゴールを記録した。
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