オランダ移籍の堂安律、「CLやEL出場を目指す」と意気込む!

2017年06月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

開幕戦で小林祐希との日本人対決実現も。

6月29日にフローニンへンの入団会見に臨んだ堂安。「ゴールに直結するプレーを見せたい」とアピールした。写真:川本学

 G大阪からオランダ1部のフローニンヘンに期限付き移籍したMFの堂安律が、現地時間6月29日に入団会見を行なった。
 
 堂安は冒頭で「こんにちは、堂安律です。僕はフローニンガー(フローニンヘンの人)です!」とオランダ語で挨拶して笑いを誘うと、「ここに来られて嬉しいです。僕のストロングポイントはゴールに直結するプレーで、その長所をオランダリーグで見せたいです」と自身をアピールした。
 
 19歳での海外挑戦については、「16歳のころ(遠征で)初めてスペインでプレーしました。その時はまだフローニンヘンについては知らなかったけれど、将来は海外に出てプレーしたいと思いました」と数年来の夢であったと明かした。
 
 堂安に対してはアヤックスやPSVなど、オランダのビッグクラブからオファーもあったと伝えられたが、本人が最終的に選んだのは、16-17シーズンに8位だったフローニンヘンだった。
 
 フローニンヘンを選んだ理由については、「ハンス・ニルラントMDとピーター・イェルテマTDが僕を誘ってくれました。彼らは日本に来てくれて話をしましたし、とても感謝しています。また、スアレスやロッベンなど多くの名選手がここでプレーしていることも知りました。それが決断の決め手になりました」と、首脳陣からの熱心な誘いと、ルイス・スアレス(バルセロナ)やアリエン・ロッベン(バイエルン)といったビッグネームがプレーしたクラブであることを挙げた。
 
 なお、背番号は25に決まり「このユニホームを着てプレーする姿を、日本にいる家族に見せたい」と意気込み、さらに「チャンピオンズ・リーグ(CL)やヨーロッパリーグ(EL)出場を目指したい」と抱負を述べた。
 
 フローニンヘンは、8月13日に行なわれる17-18シーズンの開幕戦で、小林祐希が所属するヘーレンフェーンと顔を合わせる。堂安は、「僕のオランダデビューがヘーレンフェーンとの戦いです。多くの人が期待するだろうし、多くの日本人が見ると思います」と日本人対決に向けて意欲を見せた。
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