「移籍先は占星術で決める」ブレーメンFWが衝撃の告白!

2017年06月28日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

「この2年ほどは怪我もない」と語ったが…

現在22歳のロレンツェンは左右のウイングとCFをこなす前線のマルチロール。ただここ数年は怪我の影響もあって伸び悩み気味だ。(C)Getty Images

 耳を疑うような発言で話題を呼んだのが、ブレーメン所属のウガンダ代表FW、メルビン・ロレンツェンだ。
 
 ウガンダ人の父とドイツ人の母を持つロレンツェンはロンドンで生まれ、5歳でドイツに移住。13年7月に18歳でブレーメンに引き抜かれ、同年10月にトップデビューを飾ったアタッカーだ。
 
 しかしその後は伸び悩み、昇格4年目の16-17シーズンに至ってはトップチームでの出場はゼロで、3部に所属するBチームでのプレーを余儀なくされた。やはりブレーメンから契約延長の打診はなく、今夏の退団が決定していた。
 
 そんな矢先、『ビルト』紙の取材に応じたロレンツェンから、衝撃的なコメントが飛び出した。なんと自身の去就を占星術で決めるというのだ。
 
「ドイツ国内だけでなく、国外からもオファーは届いている。今はタイミングを見極めているところさ。良い星座が来るのを待っているんだ。それがキャリアを左右するからね。すでにいくつかのオファーは断ったよ」
 
 そんなロレンツェンには「ミスター・エックス」と呼ぶ相談役がいるという。
 
「彼は占星術、数学、医学に長けていて、決断を下すのに最適なタイミングを導き出すことができるんだ。そのメソッドに従っていれば、健康体を維持できる。彼のことは100%信頼しているよ。この2年ほどは怪我もないしね」
 
 ロレンツェンはそう明かしたが、15年4月には右膝を痛めて2か月戦列を離れ、16年1月には喧嘩に巻き込まれて顔面を負傷するアクシデントに見舞われてもいる。こうした事実を鑑みる限り、「ミスター・エックス」なる人物を盲目的に信頼するのは危険と言わざるをえない。移籍先を考える前に、この怪しげな相談役と手を切ったほうがいい気がするが……。
 
文:ワールドサッカーダイジェスト編集部
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