柴崎岳をスペイン全国紙がプレーオフ決勝のキーマンに指名!「誰もが欲しがる選手だ」

2017年06月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

「柴崎の厨房での働きぶりに注目」とも。

入団直後は適応に苦しんだが、いまやテネリフェのみならずスペイン中が注目する存在に。千両役者の面目躍如だ。(C)Getty Images

 最終決戦が目前に迫る。
 
 リーガ・エスパニョーラ2部の昇格プレーオフ決勝、テネリフェとヘタフェの大一番(第1レグ)は、日本時間の6月22日午前4時にキックオフされる。会場はテネリフェの本拠地、エリオドロ・ロドリゲス・ロペス。シーズンのフィナーレを飾るだけあって、スペイン国内ではこのビッグゲームに大きな関心が寄せられており、各メディアがこぞってプレビュー企画を展開している。
【柴崎岳PHOTO】テネリフェでのプレー&オフショットを厳選!
 
 そんななか、国内最大の発行部数を誇る日刊スポーツ紙『MARCA』は、「ミシュランの三ツ星に位置付けられる注目の一戦だ。まさにグランドフィナーレの料理対決」とユニークな見出しを付け、サブタイトルでこう謳った。
 
「モリーナとアマトが上手く仕上げられる(得点を挙げられる)かどうかは、それぞれポルティージョと柴崎の厨房での働きぶりに懸かっている」
 
 シーズン22得点のホルヘ・モリーナはヘタフェの、ガーナ代表で同13得点のアマト・エンディアイエはテネリフェのエース。つまり決勝第1レグの勝敗を分けるのは、彼らのゴールセンスを最大限に引き出す"料理人"、フランシスコ・ポルティージョと柴崎岳の出来次第だと煽っているのだ。
 
 前日の特集記事でも柴崎をベタ褒めしていた『MARCA』は、さらに日本代表MFについて手放しでこう称えた。
 
「ファンの間では『聖ガク・シバサキ』のニックネームが定着した。リーガでは13試合にしか出場していないが、みずからの能力を示すには十分な出場数だったと言える。いまやリーガの誰もが欲しがる選手になったのだから」

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