原川先制弾も… 鳥栖はホーム6戦連続完封勝利ならず 仙台が敵地で価値あるドロー!

2017年06月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

鳥栖は得意のホームで勝ちきれず。

鳥栖は50分、原川のゴールで先制するも、仙台に追いつかれてドローに終わった。(C) SOCCER DIGEST

[J1リーグ14節]鳥栖1-1仙台/6月17日/べアスタ
 
 ホームでここ5試合連続無失点勝利の鳥栖は、キム・ミンヒョクがJ1通算100試合出場を達成。一方の仙台は、エースのクリスランが出場停止で欠場し、石原直樹が1トップで起用された。
 
 仙台は8分、増嶋竜也が後方からフィードを送り、石原が巧みなトラップから左足でシュートを放つがGK権田修一に防がれる。10分には永戸勝也が鳥栖DFの裏に抜け出すも、オフサイドの判定を受ける。
 
 鳥栖は20分、豊田陽平がペナルティエリア手前でFKを獲得。原川力が右足で狙うがボールはバーを越えてゴールはならない。
 
 さらに40分、左サイドのスペースに抜け出した鎌田大地がカットインから鋭いシュートを放つも、GKシュミット・ダニエルのセーブに遭う。前半は0-0のまま折り返す。
 
 後半に入り50分、吉田豊のパスを受けた原川が右足を振り抜くと、仙台DFに当たったボールがネットを揺らし鳥栖が先制する。
 
 追いつきたい仙台は66分、蜂須賀孝治に代え中野嘉大、奥埜博亮に代え梁勇基をそれぞれ投入する。
 
 この交代策が早速実を結ぶ。72分、CKからこぼれたボールを入ったばかりの中野が押し込み仙台が同点に追いつく。
 
 追いつかれた鳥栖も交代カードを切る。79分、富山貴光を下げ、ビクトル・イバルボをピッチに送り出す。
 
 終盤に入り仙台が押し込む。84分、大岩一貴のクロスのこぼれ球を西村拓真が狙うが、これはGK権田に防がれた。
 
 試合はこのまま1-1で終了。鳥栖は得意のホームで勝ちきれず勝点20で暫定11位。一方の仙台は、途中出場の中野が結果を残しアウェーで価値あるドロー。勝点21で10位をキープした。
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