井原采配ズバリ! J2上位決戦は福岡に軍配、名古屋は退場者を出して3連敗

2017年06月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

途中出場の城後と石津が決定的な仕事。

福岡が勝点を37に伸ばし、首位を守った。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

[J2リーグ19節]福岡3-1名古屋/6月19日/レベスタ
 
 J2リーグ19節の福岡対名古屋が19日、レベルファイブスタジアムで行なわれ、福岡が3-1で勝利した。
 
 先制したのは名古屋だった。14分、青木のパスを受けた杉森がペナルティエリア内でボールをキープし、ゴール前にグラウンダーのクロスを供給。これを足下に収めたシモビッチが反転しながらシュートを放ち、ネットを揺らした。
 
 前半はそのまま名古屋リードで折り返したが、迎えた後半の59分。押谷が一発レッドで退場になり、アウェーチームが数的不利に陥る。
 
 そこから、首位チームの反撃が始まった。人数差を活かしてフリーの選手を作る福岡は、駒野や山瀬といった経験豊富なベテランが攻撃を牽引する。そして71分、駒野のCKを、65分に途中出場した石津が合わせて同点に追い付いた。
 
 さらに、福岡は畳みかける。仕事をしたのは、またも途中出場の城後だ。79分にピッチに立った背番号10は、その4分後に大仕事をやってのけた。
 
 ゴール前に陣取った城後は亀川のパスを受け、寄せて来る相手DFを半歩かわしてシュート。GK渋谷の牙城を破り、逆転弾を叩き込んだ。
 
 福岡は90+1分にも石津が追加点を挙げ、終わってみれば3-1で逆転勝利。井原監督の采配がズバリと当たり、4位・名古屋を下して首位をキープした。
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