浅野拓磨が高校生に熱血指導! 来季に向けて「数字を残したい」

2017年06月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

「毎日を100パーセントでやれるかが大切」と熱弁。

浅野は高校生にオフ・ザ・ボールの動きについて「自分だけでなく相手DFの動きを意識してほしい」とアドバイスを送った。

 6月15日、国士舘高で「JYD SPECIAL SESSION presented by VAAM」が開催され、特別講師としてシュツットガルトに所属する日本代表FWの浅野拓磨が出演した。
 
 イベントの前半はナイキアカデミー監修の下、フィールドトレーニングを実施。国士舘高の生徒相手に浅野は自らも参加しながら精力的に指導した。
 
 オフ・ザ・ボールの動きについて問われた浅野は「相手が食いついてきたら裏を狙うしDFの動きは常に見ている。自分の状況だけでなく、相手DFの動きを練習から常に意識してほしい」と具体的なアドバイスを送った。
 
 後半には栄養管理をテーマにしたトークセッションが行なわれ、浅野は「高校時代にはよく食べたし、プロになるための身体作りも意識していた」と自らの体験も交えながら、食事の大切さを説いた。
 
 浅野は四日市中央工高時代に、3年連続で全国高校サッカー選手権に出場し、2011年度の第90回大会では2年生ながら大会得点王に輝き、準優勝した実績を持つ。
 
 全国大会出場へ必要なことを問われた浅野は「毎日を100パーセントでやれるかが大切。僕はそれをやってきたと胸を張って言えるし、上手くいかないことがあっても、どうしたら上手くいくかを考え、行動していくことが大事」と熱弁した。
 
 来季に向けて浅野は、「昨シーズンは個人としては満足できる結果ではなかった。今日高校生に言ったように僕も毎日を全力でやって目標を持ってプレーしたい。ゴールやアシストも試合数も良い数字を残したい、日本代表にも常に選ばれるようにチームで結果を残したい」と語り、新シーズンへ向けて意気込んだ。
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