日本同様に負傷者続出だったイラク… 指揮官が灼熱の消耗戦を振り返る

2017年06月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

日本に先制されるも後半に追いつきドローに持ち込んだ。

イラクのカラム監督は試合後、灼熱の“消耗戦”を振り返った。(C)Getty Images

[ロシアワールドカップ・アジア最終予選]日本 1-1 イラク/6月13日/PASスタジアム
 
 6月13日に行なわれた日本代表とイラク代表の一戦は、1-1のドローに終わった。
 
 40度に迫る炎天下で行なわれた試合で、日本は井手口陽介と酒井宏樹が負傷退場するなどアクシデントに見舞われたが、イラクも同様に"消耗戦"を強いられていた。
 
 バシム・カラム監督は試合後、「日本という素晴らしいチームに奮闘した選手の闘志を褒めたい。怪我で5人をメンバーから外さざるを得ず、試合中にも負傷交代を余儀なくされたが、チームはイラクの名を上げる、素晴らしい試合をした」と語り、ベストメンバーを組めない状態で奮闘した自軍の戦いを称賛した。
 
 グループBで5位(勝点5)とすでにワールドカップへの道は絶たれているイラクだが、カラム監督は「徐々にチームの内容は上がってきている。今日はもっといい結果を手にすべきだった」と手応えを口にした。
 
 また指揮官は運営についても言及。「試合は関係各所による素晴らしい運営だった。日本チーム、そして足を運んでくれた日本のファンに感謝したい」とテロ(6月7日に国会議事堂で発生)の余波も心配されるなか、無事に試合を終えたことに対して、日本の関係者に感謝の言葉を述べた。 

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