「自らの発言で誤解を招いた」 契約延長のグリエーズマンが移籍騒動を釈明

2017年06月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

2022年までの契約延長で合意したと発表。

アトレティコと契約延長で合意したグリエーズマンは一連の移籍騒動について謝罪した。(C)Getty Images

 アトレティコ・マドリーは現地時間6月13日、アントワーヌ・グリエーズマンと契約を2022年まで延長したと発表した。噂に上がったマンチェスター・U、バイエルン、パリSGなどへの移籍に終止符を打った格好だ。
 
 グリエーズマンは今年5月に「移籍の可能性は十分にあり得るよ。10分の6(6割)だ」とコメントしたうえ、さらにクラブに移籍を志願するなど、今夏のアトレティコ退団が決定的と見られていた。
 
 しかし、CAS(スポーツ仲裁所)が6月1日、FIFAが下したアトレティコへの補強禁止処分に対する軽減・撤回の訴えを棄却すると、フランス代表FWは一転、残留する意向を表明した。
 
 グリエーズマンは一連の移籍騒動について、「自らの発言で人々に誤解を招いてしまったことを謝罪したい。おそらく、僕の表現が悪かったのかもしれないし、誰かが存在しないニュースを作りたったのかもしれない」と釈明した。
 
 そして、「僕はここに来てから自分の全てをクラブに捧げてきた。チームメイトやコーチや監督にね。今はとてもハッピーな気分だし、新たなシーズンに向けて楽しみたいと思う」と意気込みを語っている。
 
 スポーツディレクターを務めるホセ・ルイス・カミネロは、グリエーズマンについて「素晴らしいニュースだ。彼は世界でもベストの選手の1人だからね。アントワーヌ(・グリエーズマン)は試合を変える能力を持った選手で素晴らしいクオリティーを備えている。完璧なプレーヤーだ」と絶賛し、今夏の懸念事項だったエース慰留の成功を喜んだ。

 
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