ハリル監督の進退は?日本協会の田嶋会長がイラク戦後に意味深!?なコメント

2017年06月14日 サッカーダイジェスト編集部

内容について「悪かった」。「スタッフと技術委員会で検討を」。

痛恨のドローに終わったハリルホジッチ監督。田嶋会長は試合内容について「悪かった」と語った。写真:佐藤明(サッカーダイジェスト写真部)

[ロシアワールドカップ・アジア最終予選]日本 1-1 イラク/6月13日/PASスタジアム

 日本サッカー協会の田嶋幸三会長は、イラク戦後、次のように記者団の質問に答えた。
まず、この試合の1-1という結果を受けて、「(8月31日のオーストラリア戦は)ホームで決める、次まで引っ張らないという意気込みを持ち、同時に全部勝つ(最終節のサウジアラビア戦)という、どんなことがあってもワールドカップに行くぞという気持ちを出していかなければならない」と、意気込みを示した。
 
 このあと、やや意味深な発言が続いた。
 
「どういう形であれ、ワールドカップに行くのが我々の目的であり、それを達成しなければならない」
 
「(内容は良くなったのでは?)良くなかったですね」
 
「(選手たちは最後までよく戦ったようだが?)まずどういうことが問題なのかを考えて、スタッフ、技術委員会が検討していただくことが大事」
 
 具体的にどのような点が課題だったかと問われ、次のように話した。
 
「本来残ってほしかった井出口のアクシデントにより、選手交代が少し変わったのかなと思います。酒井宏樹も。これがサッカー。いろいろなことを想定してやらなければいけないので、勝点1を取ったことをプラスに捉えて、次にポジティブに進むしかないです」
 
 日本はグループ首位に立ち、あと1勝でワールドカップ出場を果たせる状況にあり、ハリルホジッチ監督の進退問題について触れることはなかった。ただし「技術委員会で~」というあたりは、今後に含みを持たせた発言と言えた。
 
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