「ディバラ? 大したことない」王様ペレが宿敵アルゼンチンの俊英にチクり!

2017年06月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

マラドーナと舌戦を繰り返した王様だから言えること。

数多の強者たちと戦いを繰り広げてきたペレ(左)。そんな重鎮からすれば、ディバラ(右)はまだ経験が足りないということなのだろうか? (C) Getty Images

 サッカー界の王様からすれば、その実力は自らの全盛期には到底及ばないということなのかもしれない。元ブラジル代表FWのペレが、ユベントスに所属するアルゼンチン代表FWのパウロ・ディバラに対する周囲の評価に苦言を呈している。
 
 現地時間6月9日にオーストラリアのメルボルンで開催されたブラジル対アルゼンチンは、45分のガブリエル・メルカドのゴールにより1-0で後者が勝利。この試合でディバラは先発出場し、69分に交代するまで得点機を演出するなどまずまずのプレーを披露した。
 
 ディバラは今シーズンのセリエAで31試合に出場して11ゴール・8アシストをマーク。ユーベの前人未到の国内リーグ6連覇に貢献し、さらにチャンピオンズ・リーグでも決勝まで歩を進めたチームにおいてキーマンであり続けた。
 
 セリエAでは2014-15シーズンから4年連続で二桁得点を記録している23歳のディバラ。母国アルゼンチンでは同じく左利きで小柄なディエゴ・マラドーナやリオネル・メッシの後継者として、将来を大きく嘱望される存在となっている。
 
 しかし、かつてマラドーナと舌戦を繰り広げた経験を持つペレからすれば、まだディバラは到底及ばないようだ。イタリア紙『トゥット・スポルト』が、そのコメントを伝えている。
 
 サッカー界の王様は、「ディバラ? 彼は人々が言うほど大したことないよ」とコメント。さらに次のように持論を展開した。
 
「誰もがディバラがマラドーナの後継者になれると言うが、共通しているのは左利きということだけだ」
 
 ディバラはこの意見に対して公の場で返答をしていないが、3回のワールドカップ制覇を経験した偉人ペレの言葉だけに重みはある。はたして、アルゼンチンの俊英は、王様を見返すだけのキャリアを築けるのか? 今後の活躍に注目だ。

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