バイエルンがウイングの超逸材、五輪得点王のニャブリを獲得!!

2017年06月11日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

リベリ&ロッベンの後継者候補として期待大。

ホッフェンハイム行きが濃厚と伝えられていたブレーメンのニャブリを、バイエルンが獲得。DFジューレ、MFルディに続いて、この夏3人目の新戦力だ。 (C) Getty Images

 ブンデスリーガ王者のバイエルンが、ブレーメンの若きアタッカー、セルジュ・ニャブリの入団を発表した。2020年までの3年契約で、移籍金は1000万ユーロ(約12億円)だという。


 ホッフェンハイムやドルトムントとの争奪戦を制して獲得したニャブリは、ドイツ代表として出場した2016年のリオ五輪で6ゴールを挙げて大会得点王に輝いた21歳の超逸材だ。

 16-17シーズンは入団1年目のブレーメンで11ゴール・1アシストをマーク。力強いドリブルと豪快なフィニッシュワークを、とりわけ前半戦でいかんなく発揮し、そのポテンシャルの高さを改めて示してみせた。
 
 フランク・リベリとアリエン・ロッベンがそれぞれ34歳と33歳になり、さらにドグラス・コスタに退団の噂が浮上しているバイエルンのウイングは、プライオリティーの高い強化ポイントだっただけに、即戦力でありながら世代交代も促すニャブリの入団は、チームに大きなプラスをもたらす補強と言える。
 
「バイエルンの一員になることができ、とても光栄だ。これから経験する素晴らしい時間をとても楽しみにしている」
 
 そう意気込みを語ったニャブリ。前人未到のブンデスリーガ6連覇、さらには4年連続でスペイン勢の軍門に降っているチャンピオンズ・リーグでの覇権奪回を狙う来シーズンのバイエルンで、持ち前のドリブルと得点力を発揮し、チームの勝利に貢献できるか。21歳の新たなチャレンジに注目だ。
 
文:ワールドサッカーダイジェスト編集部
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