ACL暴行事件の処分内容が決定。済州は最長6か月の出場停止など。浦和にも罰金が科される

2017年06月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

81分に退場していたにもかかわらず、騒動に参加した済州選手が6か月の出場停止。

浦和対済州で試合終盤と終了後に暴行事件が発生していた。(C)SOCCER DIGEST

 アジアサッカー連盟(AFC)が9日、5月30日に行なわれたアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の浦和対済州で起きた、暴行事件に対する処分を発表した。
 
 当該試合では、試合終了間際に両チームの選手が入り乱れての騒ぎが起こり、済州のペク・ドンギュが浦和の阿部に肘鉄を見舞ってレッドカードで退場。また、済州のクォン・スンヒョン、浦和の武藤とズラタンにイエローカードが出された。試合終了後にも両チームの選手・スタッフが揉み合いになり、済州のクォン・ハンジンが退場していた。
 
 これに対しAFCは、ペク・ドンギュに3か月の出場停止と1万5000ドル(約165万円)の罰金、クォン・ハンジンには2試合の出場停止と1000ドル(約11万円)の罰金を言い渡した。
 
 もっとも重い処分は、81分に退場していたにもかかわらず、騒動に参加し審判に詰め寄ったチェ・ヨンヒョンで、6か月の出場停止と2万ドル(約220万円)の罰金が科されている。

 なお、ペク・ドンギュとチョ・ヨンヒョンの出場停止は、アジア全域で行なわれる親善試合を含めたすべての試合に適用される。クォン・ハンジンはAFC主催試合のみとなった。

 また、済州に対して4万ドル(約440万円)の罰金。クラブ関係者がこの騒動に加わったため、浦和にも2万ドル(約220万円)の罰金処分が下った。
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