【日本代表】香川真司の戦線離脱が正式決定「残念かつ申し訳ない気持ち」

2017年06月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

空席となるスタメンは本田か、倉田か、それとも?

ドルトムントで絶好調のままシーズンを終えていただけに、離脱が悔やまれる香川。「チームの勝利を祈る」とエールを贈った。(C)SOCCER DIGEST

 香川真司、無念の戦線離脱だ。
 
 日本サッカー協会は6月8日午前、前日の日本代表対シリア代表戦の試合中に左肩を負傷し、「左肩関節前方脱臼」と診断されていた香川が、チームを離脱すると発表。13日のイラクとの大事な一戦を前に、背番号10を欠くこととなった。追加招集は行なわれない。
 
 香川は公式リリースされた文書の中で、その想いを吐露している。
 
「残念かつ申し訳ない気持ちでチームを離れますが、こればかりは仕方がないので、今は怪我を一日でも早く治すことに集中したいと思います。日本代表が勝つことを祈ることしかできませんが、勝利を信じて、戦ってきてほしいと思います」(原文まま)
 
 シリア戦の前半13分、香川は左サイドで相手選手と激しく競り合い、接触してそのまま倒れ込んだ。左肩を押さえて苦悶の表情を浮かべながら、担架で運ばれて負傷交代。すぐさま病院に直行し、脱臼と診断された。香川の負傷の一報は日本のみならずドイツでも大きく報じられ、心配する声がそこかしこで上がっていた。
 
 はたして、香川離脱で空くインサイドハーフのポジションには誰が入るのか。本田圭佑か、倉田秋か、それとも──。日本代表は今日、決戦の地テヘランへと出発する。
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