【日本代表】左肩脱臼の香川真司を独メディアも嘆く「一番怖い顔をしているのはドルトムント」

2017年06月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

『キッカー』誌もドルトムントMFの負傷を惜しんだ。

肩を傷めて担架で運ばれる香川。背番号10の離脱はドイツでも報じられた。 写真:田中研治

[キリンチャレンジカップ2017]日本 1-1 シリア/6月7日/東京スタジアム
 
 シリアのプレスに苦しんだ序盤戦、日本にとってなにより手痛かったのは背番号10の負傷交代だった。
 
 6分、相手選手と競った香川真司は左肩を抑えてピッチに倒れ込むと、駆けつけたメディカルスタッフと苦悶の表情を浮かべて話し合い、4分後に担架に乗せられて退場。倉田秋と交代したのだ。
 
 試合後に行なわれた病院での検査の結果、香川は『左肩関節前方脱臼』と診断された。6月13日にテヘランで行なわれるワールドカップ最終予選のイラク戦は、欠場が濃厚と見るのが妥当だろう。
 
 そんな香川の負傷について、複数のドイツ・メディアも早速伝えている。
 
 ドイツ版『スポルト』は、「日本は難を逃れる。香川の恐怖」との見出しを付け、「ドルトムントは特にこのゲームに関して怖い顔をしているだろう。香川が10分でフィールドを去らなければいけなくなったからだ」と、痛恨の負傷を負った香川以上に、所属クラブが不安に駆られているはずだと推し量った。
 
 またドイツ誌『キッカー』は、「香川は不幸にも左肩で相手選手と衝突し、試合に出続けることができなくなった。火曜日のイラク戦を欠場する恐れがある」と、ドルトムントMFの負傷を惜しんだ。
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