「誰も達成していない歴史を作った!」S・ラモスがCL連覇で咆哮!

2017年06月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

家族とサポーターへの感謝も口にした偉大なキャプテン。

2年連続でビッグイヤーを掲げたS・ラモス。 (C) Getty Images

[CL決勝]ユベントス 1-4 レアル・マドリー/6月3日/ナショナル・スタジアム(カーディフ)
 
 エル・ブランコ(白い巨人)の偉大なるキャプテン、セルヒオ・ラモスは2年連続でビッグイヤーを掲げた。
 
 試合開始序盤、ユーベの猛攻に遭って攻め込まれるなかでも、S・ラモスは集中力を切らさずに対応し、相手エースのパウロ・ディバラにも身体を張った守備で全く仕事をさせなかった。
 
 闘争心をむき出しにしたプレーでチームに喝をいれたS・ラモスは、試合終了間際の84分にはクアドラードを巧みに挑発。これで熱くなったコロンビア代表MFは2枚目の警告を受けて退場となるなど、巧者ぶりをも見せつけた。
 
 そんなキャプテンは試合後、大会がチャンピオンズ・リーグになってから初の連覇というサッカー史を塗り替える偉業の達成を振り返った。スペイン紙『マルカ』がコメントを伝えている。
 
 記者の質問に対して、感慨深げな表情で答えたS・ラモスは、「僕は、妻や子ども、両親、そしてマドリディスタを含めたこれまで支えとなってくれた全ての人を思い出している」と自身を懸命にサポートしてくれた人々への感謝を口にした。
 
 さらに「僕らは間違いなく勝利に値していた」と試合の感想を口にしたS・ラモスは、キャプテンらしくチーム全体を称えた。
 
「チームを非常に誇りに思う。歴史を作ることができた。今日は本当に勝ちたかった。そして、チャンピオンズ・リーグを連覇するという、誰も達成していないことをやり遂げたんだ」
 
 歴史を塗り替えたチームのキャプテン、S・ラモス。その名はR・マドリー史に永遠に刻まれることだろう。

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