またも悲願成就せず…ブッフォン、「大いに失望している…悔いが残る」

2017年06月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

「前半の我々のプレーは非常に良く、相手を押し込んだが…」

今回もビッグイヤーに手が届かなかったブッフォン。準決勝までの総失点数を上回る失点を1試合で許してしまったことも、大きな失望となった。 (C) Getty Images

[CL決勝]ユベントス 1-4 レアル・マドリー/6月3日/ナショナル・スタジアム(カーディフ)
 
 ユベントスの守護神、ジャンルイジ・ブッフォンは、自身3度目のチャンピオンズ・リーグ(CL)決勝で、またしても涙を飲むこととなった。
 
 2002-03シーズンはミラン、14-15シーズンはバルセロナの軍門に降った彼は、今回の決勝を欧州制覇へのラストチャンスと捉え、必勝を誓って臨んだものの、前年度王者に4つのゴールを許してしまった。
 
 欧州制覇→バロンドール受賞という流れを、世界中の多くの人々が期待していたのだが……(後者はまだ分からないが)。来シーズンも現役を続行することを宣言している39歳の守護神にとって、"課題"は持ち越しとなった。
 
 失意の結末を迎えたブッフォンは試合後、以下のようなコメントを残している。(『Premium Sport』より)
 
――◇――◇――
 
 大いに失望している。この決勝に勝つために、我々はやるべきことを全てやってきたのだが……。
 
 前半の我々のプレーは非常に良く、相手を押し込んでいた。積極的に攻めたし、気持ち上でも相手を上回っていた。優位性を持続できなかったのが残念だ。
 
(CLを勝つためには)苦しい状況でもはね返す力を身に付けなければならない。マドリーは後半、しっかり修正して、勝利に相応しいプレーを見せ、タイトルを奪っていった。
 
  今回もまた、我々にとっては悪い結末となってしまった。悔いは残る。当然のことだ。

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