C・ロナウド、今夏移籍が確実視されるチームメイトに「残ってほしいけど…」

2017年06月02日 サッカーダイジェスト編集部

常に比較されるメッシに続き、今度は悩める背番号10に言及

現在、CL決勝に向けて調整中のマドリー。大一番でハメス(右)に出場機会は訪れるか。 (C) Getty Images

 6月3日(現地時間)のチャンピオンズ・リーグ決勝(対ユベントス)に向けて準備に余念がないレアル・マドリーのクリスチアーノ・ロナウドだが、その間に様々なメディアの取材を受けながら、他の選手にも言及している。


 先日は、何かと比較対象となるバルセロナのリオネル・メッシについて、「彼のプレーを見るのが楽しみ。メッシのことはライバルではなく、同じプロフェッショナルとしての仲間だと思っている。食事をするような仲ではないけどね」と語った。(『Fox Sports』より)
 
 そして6月1日には、ジネディーヌ・ジダンが監督に就任して以降、出場機会が限られており、今夏、マンチェスター・ユナイテッドやインテルなどへの移籍が噂されているチームメイトのハメス・ロドリゲスに対しても、コメントを残している。(スペインの『La Sexta』より)
 
「もしハメスが今、幸せではなくて、もっと状況を良くしたいと考えるなら、最善のものを探さなければならないだろう」
 
 悩める同僚の現状を理解しながらも、C・ロナウドは「僕の意見を言わせてもらうなら、彼にはマドリーに残ってほしいと思っている」と願望を口にする。
 
「現状に不満を抱えている彼にとっては、より多くの試合に出ることが何よりも大事だろう。それは個人的な考えとしては理解できる」
 
 それでも残留を勧めるのは、「彼にはマドリーでプレーするポテンシャルがある」からだ。確かにハメスは今シーズン、出場機会は少なくとも、ピッチに立つとしっかり結果を出している。そんな背番号10を、C・ロナウドは今後も必要な戦力と考えているようである。
 
 とはいえ、2014年から共に戦ってきた仲間の去就は、現時点ではマドリー退団に大きく傾いていると見られているが……。
 
「彼にチームを去る理由があるなら、我々はそれを尊重しなければならない」
 
 果たして、ハメスの最終的な決断はいかに!?
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