オーバメヤンがフランス史上最高額でパリSG移籍か! すでに引っ越しも済ませる?

2017年06月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

30日にトゥヘルの解任が発表されたばかりのドルトムント。

移籍に向けて準備を進めているとされていたオーバメヤンだが、パリSGと合意に達したと各国メディアが伝えた。(C)Getty Images

 現地時間5月30日にトーマス・トゥヘル監督を解任したドルトムントだが、エースの退団も避けられないようだ。31日、ドイツの『ビルト』紙は、ガボン代表FWのピエール=エメリク・オーバメヤンが移籍に向けて準備を進めていると報じた。
 
 ビルト紙によると、オーバメヤンの兄ウィリーが自身の『インスタグラム』に動画を投稿。そこには、空になった家のガレージと、複数のスーツケースが映されていたという。なお、このポストはその後に削除された。 
 
 オーバメヤンは、今シーズンのブンデスリーガで自身最多の31ゴールを挙げ、初の得点王を獲得。かねてからレアル・マドリーへの移籍願望と口にしてきたが、一方で、「世界にあるクラブはレアル・マドリーだけじゃない」とも発言している。いずれにせよ、ドルトムントからのステップアップを望んでいるのは確かなようだ。
 
 最近は、かつての恩師であるユルゲン・クロップが監督を務めるリバプールをはじめ、ミラン、天津権建などが移籍先の候補に挙がってきた。だが、31日にフランスの『Yahoo Sport』やイギリスの『インデペンデント』など複数のメディアが、パリ・サンジェルマンがオーバメヤンの獲得で合意に達したと伝えている。
 
 報道によるとパリSGは7000万ユーロ(約84億円)の移籍金でドルトムントと合意。これは、アンヘル・ディ・マリアの6300万ユーロ(約75.6億円/マンチェスター・UからパリSG)、そしてエディンソン・カバーニの6400万ユーロ(約76.8億円/ナポリからパリSG)を上回り、リーグ・アン史上最高額となる。
 
 国内リーグを3位で終え、DFBカップのタイトルを獲得したドルトムントだが、指揮官とエースの退団で来シーズンに向けて大幅なチーム改革が必要になりそうだ。

 
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