グリエーズマンがアトレティコに退団志願! マンU移籍加速か?

2017年05月31日 サッカーダイジェストWeb編集部

アトレティコ側は慰留を続けてきたが…。

アトレティコに退団の意思を申し入れたグリエーズマン。移籍先の本命はかねてから獲得に熱心だったマンチェスター・ユナイテッドだ。(C)Getty Images

 フランス代表FWのアントワーヌ・グリエーズマンが所属するアトレティコ・マドリーに退団を申し入れた。現地時間5月30日、イギリスの『インデペンデント』やスペインの『アス』など複数のメディアが報じている。
 
 インデペンデント紙によると、アトレティコ側はグリエーズマンを慰留してきたが、フランス代表FWは30日、クラブに退団の意思を伝えたという。
 
 バイエルンやアーセナルからの関心も噂されるグリエーズマンだが、かねてから獲得のポールポジションにいると言われるのが、マンチェスター・ユナイテッドだ。ジョゼ・モウリーニョ監督は、DFマイケル・キーン(バーンリー)、FWアンドレア・ベロッティ(トリノ)などと並び、フランス代表FWの加入を熱望しているようだ。
 
 22日に出演したフランスのテレビ番組で、マンチェスター・Uへ移籍の可能性を問われたグリエーズマンは、「移籍の可能性は十分にあり得るよ。10分の6(6割)だ」とコメント。また、1月には今夏の加入で口頭合意に達していたとの報道もある。
 
 マンチェスター・Uは、プレミアリーグでは6位に終わったが、24日に行なわれたヨーロッパリーグ決勝でアヤックスを破り優勝。来シーズンのチャンピオンズ・リーグ出場権を獲得しており、この結果が今回のグリエーズマンの決断を後押ししたのは想像に難くない。
 
 昨夏はユベントスから、ポール・ポグバを史上最高額となる1億500万ユーロ(約126億円)で買い戻したマンチェスター・Uだが、グリエーズマンの退団志願で2年連続の大型移籍へ向けた動きが加速するか。

 
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