【J1ベストイレブン】3人の助っ人FWが出色の出来。ポルトガル産ストライカーをMVPに|13節・暫定版

2017年05月31日 サッカーダイジェストWeb編集部

J1・550試合出場の中澤もセレクト。

【13節のベストイレブン】

 J1リーグは5月27日と同28日に13節の7試合を行なった。今節はアジア・チャンピオンズリーグに参戦の影響で「川崎×浦和」、「G大阪×鹿島」の2試合が7月5日に開催される。そのため今節は、開催された7試合からサッカーダイジェストWeb編集部がセレクトしたベストイレブンを紹介する。
 
【選出理由】
 今節、眩い輝きを放ったのが3人の助っ人ストライカーだ。
 
 仙台のクリスランは1点ビハインドで迎えた66分に投入されると、2ゴールを奪って短い時間ながらも、勝利の立役者に。
 
 柏のクリスティアーノは全得点に絡むハイパフォーマンスを披露。ドリブル、パス、シュート、あらゆる局面でポテンシャルの高さを示し、相手を凌駕した。
 
 横浜のH・ヴィエイラは得点力の高さが光った。52分、巧みな動き出しで相手DFのマークを外し、クロスに合わせて勝ち越し弾をゲット。アディショナルタイムにはドリブルから相手DFの股を抜くシュートを沈めた。異なる形から得点できる多彩さは特筆に値。このポルトガル産ストライカーを採点『7』で今節のMVPに選んだ。
 
 また、味方を活かし、自分も生かされながら、ゴールとアシストを記録した柏の武富とC大阪の山村の活躍は秀逸。磐田のムサエフも攻守に存在感を放った。
 
 そのほか、ディフェンスラインにセレクトした鳥栖の青木は、制空権を完全に掌握。横浜の中澤は自身のJ1・550試合出場を祝福するべく、最後の砦として身体を張った。仙台の永戸が放つクロスの精度は一級品で、横浜の松原はチャンスを確実に活かして先制点を挙げた。
 
 GKに選んだ広島の林は59分に連続でビックセーブ。不調のチームで頼もしい存在だった。

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