【J1採点&寸評】神戸×C大阪|2点に絡んだ山村が文句なしのMOM。神戸の渡邉も非凡なセンスを見せた

2017年05月29日 白井邦彦

神戸――ウエスクレイを投入して流れを引き戻したが…。

【警告】神戸=松下(77分) C大阪=なし
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】山村和也(C大阪)

J1リーグ13節]神戸1-2 C大阪/5月28日/ノエスタ
 
【チーム採点・寸評】
神戸 5.5
36分にウエスクレイを投入して流れを引き戻したが、個の打開だけでは限界も。攻撃のアイデア不足は否めない。

【神戸|選手採点】
GK
18 キム・スンギュ 6.5
21分にソウザのミドルを止め、79分には清武との1対1をビッグセーブ。山村と水沼の2失点はDFのミスによるところが大きい。
 
DF
39 伊野波雅彦 6
慣れない右SBながらうまく対応。だが、前半に何度か柿谷、丸橋を捕まえきれず。華麗なパス回しに翻弄される場面もあった。
 
5 岩波拓也 5.5
山村と杉本を再三に渡って潰したが、29分にはロングフィードで裏のスペースを突かれ、山村に先制点を献上。ビルドアップの精度も今日は影をひそめた。
 
39 渡部博文 6
久々の公式戦だったが、うまく相手2トップを潰した。だが、3、4人が絡むC大阪のワンタッチのパス交換に苦戦を強いられた。
 
23 松下佳貴 6
左SBで出場し、清武や松田とマッチアップ。1対1では対応できたが、数的優位を作られ崩された。攻撃参加の回数もやや少なめ。
 
MF
7 ニウトン 6.5
守備では柿谷や清武を見ながら、攻撃の組み立て時にはソウザや山口を相手に奮闘。38分頃には惜しいミドルシュートも。
 
16 高橋秀人 6
バイタルでしっかり柿谷を捕まえるなど相手のチャンスの芽を摘むのはさすが。終了間際のヘディングシュートは決めたかった。

次ページ神戸――渡邉の反転シュートは見事だった。

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