【U-20】データで斬るイタリア戦 ~ ボール支配率もシュート数も日本が上回る!

2017年05月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

攻撃面のデータで圧倒もファウル数が多く…。

大車輪の活躍を見せた堂安(7番)。圧巻のパフォーマンスで窮地に立たされた日本を救った。写真:滝川敏之

[U-20ワールドカップ・グループステージ3節]日本 2-2 イタリア/5月27日/天安(韓国)
 
 1勝1敗で迎えたグループリーグ第3戦、U-20日本代表はイタリアと2-2で引き分けた。
【U-20W杯|日本2-2イタリア PHOTO】堂安2ゴール!日本は3位で決勝Tへ

 開始早々に2点を奪われたが、日本は22分と50分に堂安律がゴールを挙げ、終始積極果敢な姿勢を打ち出した。グループDの3位は変わらないものの、ベスト16進出の条件であった「2点以上を奪ってのドロー」をクリアし、堂々決勝トーナメントに駒を進めた。
 
 ゲームスタッツに目を向けると、ボールポゼッションは56パーセント対44パーセントと日本が上回った。イタリアがゲームの大半をリードした状況で戦ったため、日本が明らかにボールを持たされていた時間帯があったが、2-2に追いついたのちもほぼ数値が変わらず、75分過ぎまでは64パーセント対36パーセント。終盤は双方引き分け狙いでイタリアがボールをキープし、最終値は大幅に下がった。
 
 シュート数が13対3で枠内シュート数も5対2で上を行ったが、ファウル数も多かった。イタリアの11回に対し、日本は24回。守備における激しさというよりも、焦りが垣間見えた。ここぞという局面で主審に笛を吹かれ、せっかくのいい流れが途絶える場面がしばしば。このあたりはイタリアの巧者ぶりが出た恰好か。
 
 日本対イタリア戦の試合データは以下の通り。
 
[ゲームスタッツ/U-20日本代表vsU-20イタリア戦]
ボール支配率 56%:44%
シュート数 13:3
枠内シュート数 5:2
枠外シュート数 3:0
シュートブロック数 5:1
セーブ数 0:3
ファウル数 24:11
コーナーキック数 5:1
オフサイド数 0:3
※左が日本の数値
 
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