【ACL】浦和、序盤と終了間際に痛恨の失点… 初戦0-2黒星で8強入りへ黄信号

2017年05月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

後半アディショナルタイムにカウンターから2失点目。

先発起用されたズラタン。再三チャンスを迎えたが…。写真:徳原隆元

[ACL決勝トーナメント1回戦1stレグ]済州 2-0 浦和/5月24日/韓国・済州

 アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は5月24日、各地で決勝トーナメント1回戦のファーストレグを開催。韓国・済州総合競技場では、済州ユナイテッド対浦和レッズの一戦が行なわれ、浦和は0-2で初戦を落とした。

 浦和は、森脇が公式戦4試合ぶりの復帰。前線ではズラタンが先発起用された。

 試合は、アウェーの浦和が早くも開始7分に先制を許してしまう苦しい展開に。左サイドを崩され、ファン・イルスの鋭いクロスに、マルセロに頭で合わせられゴールネットを揺らされた。

 その後、浦和は柏木のゲームメイクやセットプレーからチャンスを掴み、興梠、ズラタンらが決定機を迎えるが、決め切れない。

 結局、0-1のまま前半を終了。浦和は1点ビハインドで後半を迎えることとなった。

 後半に入り、浦和はカウンターからチャンスを掴む。50分、興梠が敵最終ラインの裏に抜け出し、中央へ柔らかいクロスを送る。これを武藤がヘディングで合わせるが、カバーに入ったDFにクリアされてしまう。

 浦和は57分、関根に代えて駒井を投入する。右サイドに入った駒井は積極的にドリブルで仕掛け、攻撃にリズムをもたらす。69分には柏木のクロスにニアサイドでズラタンが頭で合わせるが、わずかに枠をとらえ切れない。さらに85分にも左サイドからの途中出場した高木のクロスに、ズラタンがヘディングシュートで狙うが、GKの正面を突いた。

 そして87分、ズラタン、興梠の連係から李が抜け出す。ペナルティエリア内に進入し、左足で放ったシュートは、惜しくも相手GKの好守に阻まれた。

 ここまで再三の好機を活かせなかった浦和だが、後半アディショナルタイムに一瞬のスキを突かれてしまう。カウンターから突破を許し、最後はチン・ソンウクにゴールを許し、2失点目を喫した。

 試合は2-0でタイムアップ。ホームの済州がファーストレグを制した。セカンドレグは5月31日に、埼玉スタジアムで19時30分にキックオフされる。

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